黄菖蒲

□ep.2
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窓の外を見ると、外から蝕が現れた。



この学校のことを知っていたらしい生徒達に紛れて、廊下へと出る。


森「あ、未頼。やっと来た。」


廊下に出ると、事前に待ち合わせしていた森羅がいた。

まだ蝕の残骸が見えないので、文字を使っていないことが分かった。


『ごめんね、少し遅かったか・・・』


謝りつつも合流して、一緒に外へと向かう。

すでに校舎にも侵入したのか、鉄の匂いが充満していて、人の死体もたくさんあった。


森「お、外みたいだよ。」


校舎からやっと外に出る。

そこはまさしく地獄絵図。
蝕と人間のコロシアイがあった。
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