dream†鋼錬

□鋼錬†第7話
1ページ/5ページ

●●
●●
●●




ナツメは今エドの部屋に来ている

トントンッ

『僕だけど入っていいかな?』

「あぁ」

ガチャ

ゆっくりドアを開ける

するとナツメはエドとアルが意外に元気だった事にほっとする

『エドに謝りたくて・・・その・・・

昨日はキツく言ってごめん』

ナツメは少しだけ頭を下げる

「いや、あれは俺が悪かったんだだから謝るな」

ナツメは、うんと呟く

『1つ質問していい?過去を詮索するような事なんだけど』

申し訳なさそうに斜め下を見るナツメ
エドは少しの間考えたが頭を下げる

アルもナツメならと了解を得た

『エドとアルのその体と賢者の石・・・禁忌犯したんだよね?』

「「あぁ/うん」」

『ごめん嫌なこと聞いちゃって』

「いい、ナツメには聞いてもらいたい」

「僕もナツメに聞いてもらいたい、僕たちの過去聞いてくれる?」

『うん』

そしてナツメはエドのアルの過去を知った

お母さんを人体練成しようとして失敗した事

アルの体が全部持っていかれてエドの右手を対価にアルの魂を鎧に定着させたこと

全てを聞いたそして知った

『エド達にそんな過去があったんだ・・・』

「あぁだから俺達はアルの体を俺の右手と左足を取り戻すために賢者の石を探してるんだ」

『そっか・・・じゃあ僕もその泥船に乗ろうかな!』

「ナツメも賢者の石を探してるの??」

『いいやまったく興味いよwだけど・・・エルリック兄弟に興味がある!!』

「なんだそりゃww」

「ナツメらしいやっ!」

三人の中に笑顔がこぼれる

『それじゃあ僕も自分の過去を語るかな、なんかエド達だけ話すのもフェアじゃないし!』

「うん、聞かせて」

アルとエドが真剣な顔になる
ナツメは自身の過去をはなす

7年前両親が火事で死んだ事

でも実は火事の数時間前から亡くなっていた事

今自分はこの事件の真相を追っていること

そして両親を殺した者がいるのなら復讐すると誓ったこと

全て話した
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ