銀魂長編

□タイトルは未定!?=池田屋編1=
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据燠陽が真選組に入隊して二週間がたった



一人自室である任務の報告書を作成する山崎は大きなため息をついた




任務の内容は陽の監察だった



「はぁ、・・・一体どうなってんのーこの報告書はー」



出来上がった報告書を見て山崎は不満を口に出した



「生まれたのは普通の家庭、肉親が死んで孤児院に入れられて、引き取られた先で剣術を取得、松平のとっつぁんと局長に剣の腕を買ってもらい真選組に入隊、か・・・」



山崎がどれだけ頑張ってもこれ以上情報を入手することが出来なかった


そして、誰に拾われたのかも分からずじまいであった



「据燠さん自身にも奇妙な行動は見受けられないしやっぱり白かなぁ。無表情で何考えてるかわからないけど。」


ふわーっ、と大きな欠伸を一つして山崎は出来上がったばかりの報告書を手に立ち上がった


廊下に出るとポカポカと心地良い太陽の日差しが山崎を照らす



今日もいい天気だな、なんて思いながら報告書を提出するために副長の自室に向かった










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