銀魂長編
□タイトルは未定!?=再開編=
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『っぁ、ひ…久しぶりだな。』
目の前の銀色に驚きながらも陽は言葉を紡いだ
「っ陽!!!お前生きてたのか!?」
ぐっ、と肩を痛いほど強く掴まれた
『まぁ、な。お前も生きてたのか。』
「悪運は強いんでね。」
『そういえばそうだったな。あの、肩痛いんだけど……』
陽がそう言うと銀時は申し訳なさそうに謝り、掴んでいる陽の手を離した
陽はほっと息をついた
新八への制裁が終わったのか、神楽と呼ばれた少女が銀時のほうに寄っていく
新八もボロボロになった体を引きずっていった
「銀チャン、このごっつイケメン誰アル?知り合いアルか?」
「いてて……もう、ひどいよ神楽ちゃん。何もあそこまで本気にしなくたって…。あ、銀さん、据燠さんの知り合いだったんですか?」
そばに寄ってくるなり目の前の人物に対しての疑問をぶつけられる銀時は面倒臭そうに頭を掻き、ぶっきらぼうに陽に向かっていった
「まあ、あがれよ。銀さん陽に聞きてぇことが山ほどあるんだ。オイおめぇら、コンビに行ってイチゴ牛乳とミルクティー買ってこい」
「わかったアル!ホラさっさと用意するねダ眼鏡!!」
「ちょ、ちょっと引っ張らないでよ神楽ちゃん!!」
銀時にお金をもらい、二人はどたどたと足音を立てながら階段を下りて行った
陽は何故この様なことになってしまったのかと頭の中でため息をついた
『(まさかこの町にコイツがいたとはな……)』
これからどうしようかと悩んでいると、何を思ったのか銀時は陽の手を掴み強引に万事屋へ招いた
急なことに反応できなかった陽は、あれよあれよという間に中に引きずられた
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