花邸近くの詩の森

□とある二人の出会い。
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ガーベラ「あれ・・デュランタ、ジョマンダ様が見えませんよ・・・?」
デュランタ「姉様、今ジョマンダ様は外出中ですよ。」
ガーベラ「そうでしたか・・。じゃあ、食事の支度しますわ。」
デュランタ「いってらっしゃいませ。姉様。」
   −−−花邸先の荒地−−− 
ジョマンダ「あーあ。退屈だ。」
ジョマンダ「ん、誰かいるぞ。」
ジョマンダ「おい、お前は誰だ。」
???「口の利き方がなっていないのぉ。小僧。」
ジョマンダ「爺さんに構っている暇がちょうどある。お前は誰だ。」
???「わしは、ヴァネッサ・ド・ヴェルデ。かつての伯爵だ。」
ジョマンダ「伯爵だったのか・・・。なんかすまない。俺はジョマンダ」
ヴァネッサ「ジョマンダ・・か・・。少しだけ。あいつを思い出すな・・・。」
ジョマンダ「あいつ・・・?」
ヴァネッサ「似てないかもしれないが・・。翔と言う小僧だ・・・。アイツとは仲が良かった。まるで孫のようじゃった・・・。」
ジョマンダ「そうか・・・。伯爵はどこから来た・・・。」
ヴァネッサ「伯爵と言う堅苦しいのはやめてくれ・・。お前は翔と似ている・・。なんなら、翔のようにおじさんと読んでくれないか。」
ジョマンダ「わかった・・・。」
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