花邸近くの詩の森

□ヴァリス誕生祭
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ヴァイス「そう、僕は過去がわかる。誕生日だっていうことも気がついている。」
ヴァイス「物心ついた時からシュバルツ兄様がいた。」

子ヴァイス「ここどこ?あなたは・・・?」
子シュバルツ「ヴァリス、お前はここに堕ちてきたのだ。堕ちてきてくれてありがとう。俺は・・・俺は・・・寂しかったんだよ・・。」
ヴァイス「撫でられたなぁ・・・。あの時が懐かしい・・。」
子ヴァリス「あなたは・・?」
子シュバルツ「俺はシュバルツ。本当の名はジョマンダ。この名前は人間にバレてはいけない。ヴァリスネリア・・・。名前はお前が決めるといいといい。」
子ヴァイス「ヴァイス。僕はヴァイスとして生きていく。本名が知られてはいけないと言われたら、その名を隠すべきでしょう?」
子シュバルツ「あ、あぁ。そ、そうだな。」
子ヴァリス「あなたは僕と関係のある人ですか?」
子シュバルツ「ヴァイス、お前は俺の弟だ。お前と俺は色は対でも兄弟だ。」
子ヴァリス「あなたは兄さんなんですか。これからよろしくお願いします。」
子シュバルツ「ヴァイス、それはできない。何故なら、俺らはまた、時が来るまで眠らくてはならない。」
子ヴァイス「そうですか・・・。でも兄さんと眠れたら僕・・・夢のようだ・・。」
子シュバルツ「おやすみなさい。」
子ヴァイス「おやすみなさい。」
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