俺達ストーリー

□第10章:あれから
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【井倉清秀目線】



高校3年


7月…




…あれからの俺は孤独だった…


月日はいくら過ぎても…




…………無理…





学校もつまんねぇ……


昼休みは1人であの屋上にいる…


放課後のダンス練習も…あまりやっていない…




ある日の放課後…


亘「おい!井倉!」

清秀「…なんスか〜…?」

亘「お前……その……だ、大丈夫かぁ…?」

清秀「?…大丈夫スよ!」

亘「…お前…最近一段と暗いぞ…?」

清秀「…そうスかね……」

亘「…………」

清秀「先生相変らず優しいんスね…」

亘「………あ、あのな…提案なんだが……もし良かったら俺んとこで一緒に住まないか?」

清秀「……は、はぁ!!?」

亘「変な意味じゃなくて…お前を…なんてゆうか……これ以上孤独にさせておけないからな…」

清秀「……先生…俺の事好きなの?」

亘「あ、あほ!!だからそうゆう意味で言ってるんじゃない!」


亘は出席簿で俺の頭を軽く叩いた…


清秀「……先生…ありがとう……ちょっと考えておく…」


…実は…俺…


…あの日から夜が苦手になっていた………




…男としてスゲェ恥ずかしい…けど…


…夜1人でいると……


…恐怖心に襲われてしまう時がある…



……あいつが近くにいないだけで…



…俺の世界は…



…180度変わってしまっていた…






……亘のアパートかぁ………




そして夏休み直前…



教室

全員に通知表が配られた!




…ははは……

体育以外また赤点だし…



亘は通知表を全員に渡し終わり、話しが始まる


亘「いいか〜?赤点が3つ以上あった者は夏休み中に追試テスト受けてもらうからな!!」


…ま、また追試か……


亘「進学する者は高3の夏休みが勝負だ!!気を抜かないようにな!!進学しない者も遊んでばっかりいるなよ?いいなー!!?では解散!!」


…進学なんてしねぇしな……


亘「あ!!それと井倉!!帰る前に俺んとこ来い!!!…必ずだぞ!!逃げんなよ〜?」

清秀「…はぁ?なんなんだよ……」


そして学校は半日で終わり帰る前に亘のところへ行った…


清秀「…先生ぇ…なんすか??」

亘「オゥ!ちゃんと来たな!!偉い偉い!」

清秀「ガキじゃねーんだし…」

亘「場所かえて隣の進路指導室行くぞ…」


俺と亘は教務室の隣の進路指導室へ移った…


清秀「話ってなんスか?」

亘「お前なぁ…本当にこの成績だと卒業できないぞ!」

清秀「…話ってそんな事か…」

亘「……な!!!」

清秀「別に卒業できなくてもいいスよ……学校も辞めようかと思ってたし…」

亘「!ば、バカヤロウ!!!…そ、そんな事…絶対許さないからな!!!」

清秀「………」

亘「お前は俺の大事な生徒だ……絶対卒業させるからな!!」

清秀「………」

亘「明日からまた俺んちで勉強だ!!」

清秀「はぁ!!?またッスかぁ?!」

亘「…泊まりこみでな!」

清秀「……はっきり言ってダリぃ…ス…」

亘「ダメだ!!!絶対来いよ!!!」

清秀「………はぁ…」



そして次の日の夜…

俺は荷物をかかえて亘のアパートへついた…


亘「おぅ!!ちゃんと来たな!!」


ハーフパンツに黒のタンクトップ姿で亘は出迎えた…


俺に麦茶を出してくれて、早速勉強開始…


…亘も俺の前でなにやら書き物をしている…



…なに書いてんだろ…?


……?クラスの奴等の進学や成績や色々まとめてるみたいだな…


…亘はしっかりした教師だ……


亘「おい!!手が止まってるぞ!」

清秀「……ハイハイ…すんません…」


そして1時間後…


亘「どうだ?進んだか?見せてみろ…」


俺はノートをみせた…


亘「お、お前…この1時間なにやってたんだぁ!? …これしかやってないのか!?」

清秀「…先生……全然やる気がでねぇ…」

亘「…………よし!」

清秀「…?」

亘「今日はもうやめよう!」

清秀「いいんスか!?」

亘「ああ!!久しぶりにお前が泊まりに来たんだ!色々朝まで語ろうぜ!」

清秀「ははは……お喋りタイムスね…」

亘「その前に風呂入ってこい!!着替え持ってきたんだろ?」

清秀「あぁ!」

亘「じゃあ先に入ってこい!」

清秀「一緒じゃねぇの?」

亘「!!!?」

清秀「前は一緒だったじゃん?」

亘「……そ、そうだな…」

清秀「入ろうぜ!久しぶりに男同士裸の付き合いしようぜ!」

亘「お、おぅ!そうだな!」


そして俺達は部屋で服を脱ぎはじめた…!


俺達は一気に全裸になった!


清秀「せ、先生…相変わらずスゲェ体ッスね…」

亘「お、お前もな!」

清秀「最近ダンスやってねぇからなまってきた…」

亘「いやいや…十分だろ…」


…先生…相変わらずスゲェいい体だけど…

…相変わらずスゲェチンコしてる…


亘「さ、さぁ入るぞ!」


俺達は軽くシャワーを浴びた!


亘「よし!井倉!先に風呂浸かれ!」

清秀「先生も一緒にはいろうぜ?」

亘「せ、狭いぞ?」

清秀「いいスよ別に」


俺達は二人で狭い浴槽に入った!


…や、やっぱ狭いな…


亘の逞しい足が俺の足と絡みあう…


亘「も、もっと足伸ばしていいんだぞ?」

清秀「あ、あぁ…」


俺は足を少し伸ばした!


………あ!…


…せ、先生のキンタマに足当たった…


亘「………き、気にすんな…」


…先生の顔は俺の目の前に…


亘「や、やっぱり狭いな……俺は体洗うから井倉はまだ入ってろ!」


亘はザバァーっと立ち上がった!





…………!!!?



…亘のチンコが俺の目の前に…!




…し、しかも……





…ギンギンに勃起……!!






……で、でっけぇ!!!




清秀「せ、先生……」

亘「ははははは……汚いもの見せちまったな……」

清秀「な、なんで…勃起…?」

亘「しょ、しょうがないだろ!?男とはこうゆうもんだろ?」

清秀「あ、あはははは!そうっすね〜!!」

亘「男なんてみんなエロいんだ!!井倉…お前もだろ?」


…や、やば……


…たってきた……


清秀「お、俺は勃起なんてしてねぇから…」

亘「本当かぁ〜??見せてみろ!」


亘は俺の体を掴んで湯船から出そうとする!


清秀「や!やめろよ〜!!!」


湯船から俺のチンコが亘に丸見えになった…


亘「………!!……ぷははははははは!!!!やっぱりなぁ!!はははははは!!!」

清秀「は、恥ずかしいッス…」

亘「気にすんな!気にすんな!男だろ?ぷははははははは!!」

清秀「わ、笑うなよ…」


俺は湯船にまた浸かった…


先生はギンギンのまま体を洗っている…


…筋肉質の引き締まった体は泡だらけになった…


清秀「先生…背中洗ってやるよ!」

亘「おぅ!頼む!!」


俺もまだギンギンだったが立ち上がって亘の後ろに回った…


先生の背中…

…広いなぁ…


亘「よし!次は井倉の番だ!」


俺は座り背中を亘に洗ってもらう…


亘「井倉……お前は好きなやつはいないのか?」

清秀「………」

亘「…やっぱ…西寺が忘れられない…か…?」

清秀「……そ、そんなんじゃ……」

亘「ははは…無理すんなよ…」

清秀「…俺も…ずっとこのままじゃいけねぇと思ってる……前に…進まなきゃって…」

亘「………」

清秀「……けどさ…あいつ以上の奴なんて…この先…現れない気がする…」

亘「…そんなに焦ることはない…」

清秀「………ハイ…」

亘「す、すまんな!!暗くさせちまって!!」

清秀「い、いいスよ別に…」

亘「よし!洗い流して出ようぜ!」


俺達は体を洗い流して部屋へ戻った!


俺達はボクサー一丁で部屋に座る!


亘「暑いな〜…」

清秀「エアコンねぇの?」

亘「あるけど節約だ!節約!」


俺達は扇風機の風にあたりながら雑談していた…


亘「そろっと寝るか?」

清秀「あぁ!」


布団を2つ敷いて電気を消してボクサー一丁のまま布団の中に入った…


亘「なぁ?井倉…」

清秀「なんすか〜?」

亘「お前の夢って…なんだ?」

清秀「夢??うーん……やっぱバックダンサーかなぁ…」

亘「お前らしいな〜」

清秀「…それか…どっかの田舎でひっそり暮らしてみてぇ…」

亘「!?ぷはははははは!!なんかそれはお前らしくないな!」

清秀「せ、先生は?」

亘「俺は…沢山の生徒の担任になって…立派な教師になりたい……かな…?」

清秀「先生らしいスね!」

亘「お前達が初めての卒業生になるんだ…だから……卒業しような…」

清秀「…わかりました…」



…今日はなんだか…

…久しぶりに怖い夜ではなかった…


……亘の隣だから…

…安心して寝れそうだ





そして朝…

俺が起きたら亘がボクサー一丁のまま歯磨きをしていた!


亘「お?起きたかぁ?おはよう!」

清秀「おはよう…ざ…いま〜す…」


俺も歯磨きをしようと布団から出て立ち上がった!


亘「……!!!い、井倉……まだまだ若くて羨ましいなぁ〜…」

清秀「……あ!!…」


…俺のチンコは朝立ちしていてボクサーパンツがはちきそうにテントしていた……
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