俺達ストーリー

□第5章:あこがれ
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【北川俊平の過去編】



中学3年

7月




…………





どうして………





何で俺なんだよ






授業中

1番前の席の俺に後ろから消しゴムの切れ端やゴミが次々と飛んでくる


後ろからクラスの奴らの笑い声が聞こえてくる



体育の時間には俺のジャージがない


数学の時間には教科書がない


音楽の時間にはリコーダーがない





俺はいじめられていた





昼休み

俺は弁当を食う暇もなく、クラスの奴らのパシリ


10人分のジュースを買いに行かされる


教室へ戻ると


俺の弁当がない


こんなの毎日のことだった






俺は元サッカー部


2年の時にレギュラーになって試合に出るようになった


2年でレギュラーだったのは俺だけだった


俺はレギュラーになってから、他のサッカー部の同級生達を少し下に見ていたのかもしれない


生意気だったんだと思う




自業自得だが、たったそれだけの理由でいじめられるようになった



3年になってイジメはエスカレート


スパイクがなくなったり練習中は暴力を振るわれる毎日





そして俺は部活をやめた








ある日の放課後

部室に自分の置きっぱなしにしていた私物を取りに行くことにした


部室に誰かいるとマズイから部活がはじまってからこっそりと行った


恐る恐る部室に入る



……よし、誰もいない!



部室の中は男の汗臭い匂いが充満していた



自分のロッカーを開けたが、私物はもうなくなっていた

恐らく捨てられたんだろう


さっさと部室から出ようとした





その時!





サッカー部の部長の須藤が部室へ入ってきた!


須藤は中学生にしては大人っぽく、体つきもしっかりしていて背も高い

顔も爽やか系のイケメンで女子からすごい人気があった


俺をイジメている奴らのリーダーだった


1番会いたくない奴に会ってしまった



俊平「す、須藤……」


須藤はジャージではなく、まだ学ラン姿だった

おそらく用事か何かで遅れてきたのだろう


須藤「おめぇここでなにしてんだよ」

俊平「ちょ、ちょっと私物を取りに……」

須藤「……私物?おめぇの私物なんてどこにあんだよ?」

俊平「し、私物はなくなっていた」

須藤「おめぇさ、何か盗みに来たんだろ?」

俊平「え!?そんなんじゃ……!」

須藤「……泥棒」

俊平「ち、違うって!!」

須藤「泥棒にはちゃんとお仕置きしなきゃな……」

俊平「!?」

須藤「来い」


須藤は俺のYシャツの胸ぐらを掴み、部室の外へと無理矢理引っ張りだす


俊平「は、離せよ!!」


須藤は俺をサッカー部の練習をしているグラウンドに引っ張ってきた


俊平「な、なに!?」



すると須藤は物凄いデカイ声で


須藤「オーーーイ!!!泥棒捕まえたぜーーー!!!」

と、サッカー部員に叫んだ


すると同級生のサッカー部員は続々と集まってきた


須藤「こいつ部室で俺達の私物を盗もうとしてたんだぜ?」


みんな白い目で俺を睨む


俊平「ち、違うって!!」

須藤「泥棒はお仕置きだよな?」


須藤は俺をサッカーゴールへ立たせた


俊平「え……な、なに?」

須藤「逃げんなよ?」


すると、3年のサッカー部員達は俺をめがけておもいっきりボールを次々と蹴り始めた!!



次々と次々と……



真ん中で須藤が制服姿で腕組みをして睨んでいる




怖い





ボールが俺に当たる





顔や肩

胸や足





次々と蹴ってくる!!





俊平「ハァハァハァ……や、やめろ……ハァハァハァ……」

須藤「おめぇらもやれ!!!」


須藤は後ろで見ていた後輩達に叫んだ


後輩「お、俺達もっスか!?」


そして後輩達も混ざってボールを俺にめがけて蹴りまくってきた


俊平「ハァハァハァ……ゲホッ!!ゲホッ!!ハァハァハァ……やめ……ろ……ハァハァハァ」

須藤「おめぇらやめろ!!!」


蹴らすのをやめさせる須藤





そして

須藤がボールを俺にめがけて思いっきり蹴った

須藤のボールは俺の腹に思いっきり当たった!!



俊平「うっ…………」





俺はその場に倒れた





そしてどこかへ運ばれた





俺は頬を叩いておこされる



こ、ここは?

……部室だ


須藤「おい!!起きろ!!」


部室には須藤と他に3年の部員が数名いた


俊平「ゲホッ!!ゲホッ!!」

須藤「……暑っちーな」


須藤はYシャツを脱いだ


上半身裸で俺を睨む


俊平「な、なんで……なんで俺をイジメるんだよ!!」

須藤「はぁ!??おめぇが去年俺達にしてた事と同じ事してるだけだろ!?」

俊平「こ、ここまでしてない!」

須藤「ぁあ!?ざけんなよ!!!」


須藤は俺を蹴った!!


俊平「ゲホッ!!ゲホッ!!」


後ろの3年部員達も暑いせいか何人か上半身裸になっていた



全員いい体つきをしている


とくに須藤は体つきが他の部員と違っていた



厚い胸板

バキバキに割れた腹筋

部活以外でも筋トレをしている感じだった


須藤の体は汗で濡れていた

汗で光って体の筋肉が更によく目立つ





……俺は……ゲイだ


しかも好きなタイプは体育会系



確かに須藤はかっこいい

けど付き合いたいとかそうゆうのではない




けど



……けど

こんな目の前に裸で立たれたら



や、やばい


……勃起してきたかも!!


しかもこの汗臭さが……


たまらない!!!



須藤「!!?な、なんだよこいつ!!チンコ勃起してるぜ!?あははははははは!!!」


いつの間にか制服のズボンがテント状態になっていた


部員達も大笑いしている


須藤「お前ってさ、ゲイなん?」

俊平「ち、違う!!そんなんじゃない!!」


ここでゲイなんてバレたら……

俺の中学生活は終わりだ


須藤「……俺さ〜貯まってんだよなぁ〜」

俊平「!!?」


須藤はいきなりズボンとトランクスを膝あたりまでおろした!!


勃起してない須藤のチンコが俺の目の前に!!


まだ勃起してないが、恐らく俺よりはデかい!!


陰毛も俺よりはえていた

もう完全に大人のチンコだった!!


チンコは黒い

須藤は女子からモテモテで多分ヤりまくっている

そんな感じのチンコだ



須藤「しゃぶってみろ」

俊平「え!!?」


フェラなんてしたことがない


俊平「い、いやだ!!!」

須藤「ぁあ?てめぇ口答えすんのか?おらっ!!」


須藤は俺の髪を掴んで無理矢理口にチンコを突っ込んだ!!
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