陰陽獣

□第十三章:決戦
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【鷹虎目線】


早朝

まだ薄暗い


鷹虎「龍斗、起きなさい」

龍斗「…………」



起きないな


うーん、可愛い顔をして寝ちょるわ


下着だけで寝ている龍斗


分厚い胸、血管が浮き出まくっている腕、ゴツゴツの脇腹と腹筋、立派な足腰


本当に逞しくなったな

これからもっともっと逞しくなるぞ


腋毛もいつのまにこんなにはえたんだ



寝返りをうち仰向けになったその時


鷹虎「!!」


龍斗の下着がはち切れそうなくらいに勃起していた


鷹虎「ハァハァ……ハァハァ……」


や、やばい

すげぇエロい



その時!


凱「起きちゃう前に1発出してこいよ」

鷹虎「が、凱!お、起きてたのか!?」

飛月「まだ時間ありますし大丈夫ですよ」

鷹虎「と、飛月も!べ、別に俺は抜かんでも大丈夫じゃわい」

飛月「鷹虎様は本当に龍斗様がお好きなんですね」

鷹虎「な、何言っちょるがーや。お、俺なんかが龍斗みたいなすげぇ奴を好きになったってどうにもならんじゃろうが」

凱「どうしてだ?」

鷹虎「だって龍斗は四神獣の青龍だぞ?」

凱「じゃあ龍斗の相手は四神獣の持ち主のようなのがふさわしい、そういう事だよな?」

鷹虎「……そうだ」

凱「じゃあ、俺、本気で龍斗狙うぞ?いいんだな?」

鷹虎「!!」

凱「なーんてな」

鷹虎「……え?」

凱「でも俺は知らなかったなー。好き同士になるのには互いの陰陽獣の血によって好き同士になっちゃいけないのもあるんだな。俺は愛とかそういうのわからないからいい勉強になった」

鷹虎「え、えっと……そ、そうじゃなくてだな……」

凱「じゃあなんだ?わかるように説明してくれよ」

鷹虎「…………」

飛月「1本とられちゃいましたね」

凱「龍斗の事、好きなんだろ?それだけでいいじゃねーか。俺達応援するから頑張れよ」

鷹虎「……凱」

飛月「でも俺達は無理にくっつけるとかそういうのはやめた方がいいですよ」

凱「そーなのか?さっさとセックスに誘ったほうがいいんだと思ってた。やっぱり愛についてまだまだ勉強しないとだ」

鷹虎「……ありがとな。凱、飛月」

凱「ほら。さっさと1発出してこい。それとも3人でセックスするか?」

鷹虎「い、いや。1人で大丈夫だ。いってくる」


外へ出て宿の裏へ行き乳首をいじりながらチンコを扱き


鷹虎「ハァハァ!っぐああっ!龍!龍!龍!好きじゃ!龍!!っああああああっっ!!」


壁に大量に射精した





それから部屋へ戻ると


龍斗「鷹虎先生おはっす」


寝癖で髪が爆発状態の眠そうな龍斗がいた


鷹虎「うむ。おはよう。顔洗って支度をしなさい」

龍斗「はーい」



可愛すぎる


い、いかん……落ち着かないとまた反応しちまう





そして支度を終え宿の外へ行き、飛竜の姿に竜化した飛月の背に乗りジハドラバへ向け飛び立った


凱「そういえば奴等の手に渡っちまった紫雲の短刀について何かわかったのか?」

鷹虎「イシュアの短刀が納められていた守り石にはこう書かれていた」



『イシュアの護り刀ここに奉る。光の力と合わせれば斬り裂き道が開くだろう』



龍斗「どういう意味すか?」

鷹虎「うむ。まだはっきりとはわからんがこのままの意味を捉えると、光の力とは恐らく光属性の者の力という事なんじゃないかと俺は考えちょる」

凱「光属性の者が紫雲の短刀を使うと何か道が開くということか」

龍斗「何の道すかね?」

鷹虎「まだそこまではわからん」

凱「でもきっと奴等の手には渡っちゃいけなかった物って事は確かだよな」

鷹虎「ああ。ジハドラバに着いたら獄禅国王に報告しよう」






【洸大目線】




俺の横には全裸の紅蓮様


そして


氷騎さん、水無月さん、黒曜のおっさんも全裸で寝ていた


結局紅蓮様はみんな呼んじゃうんだもんなぁ


まぁおかげですげー魔力高まったし別にいいけど



洸大「…………」


紅蓮様、案外優しい顔で寝るんだ


……乳首


エロい



ちょっとだけなら大丈夫かな



俺はこっそり紅蓮様の綺麗な乳首を舌で舐めてみた

するとちょっと眉間にシワを寄せる紅蓮様


軽く吸うとすぐに乳首がたった


洸大「ハァハァ……」


もう止まらなくなり、紅蓮様の勃起した乳首を舌で転がしたり吸ったりしながら自分のチンコをしごいた


その時!



氷騎「お前何してんの?」

洸大「ハァハァ!!ひょ、氷騎さん!?い、いつから起きてたの!?」

氷騎「お前が紅蓮様の事をジーっと見てた時からずっとだが?」

洸大「ええっ!?」

氷騎「つーか、紅蓮様も水無月も黒曜さんもみんな起きてるし」

洸大「え」


するとみんな目を開けた


紅蓮「おい氷騎。気持ちよくなってたのになんでばらすんだよ」

氷騎「す、すいません」

洸大「ぐ、紅蓮様ごめんなさいっ!つい紅蓮様に見とれちゃって」

紅蓮「別に謝ることねーし。つーかジハドラバに着いたらしばらくゆっくりとやる時間が無くなるかも知れねぇから最後がっつりやって支度すっぞ」

水無月「昨日かなりがっつりやりましたけどね」


結局また5人で激しく魔力を高め終え、全員汗だくで全裸で部屋に倒れていた


洸大「ハァハァ……そいえば前は乱舞って人の空間を切って隠れている場所にあるジハドラバに行けたけど、今度はそうはいかないんじゃ……」

氷騎「ハァハァ……なんだ?お前知らないのか?」

洸大「え?」

水無月「ハァハァ……紫雲の短刀手にいれただろ?」

洸大「あーあの汚い短刀?あれが何?」

水無月「あの短刀は光属性の者が持ち魔力を送ると時空間を切り裂く事ができる短刀なんだ」

洸大「え!それって乱舞って人が使えた術と同じ効果?」

水無月「そうだ」

洸大「でもこの団の光属性って……」

水無月「お前だ」

洸大「だ、だよね」

紅蓮「お前をスカウトしたのは光属性だったからだ」

洸大「えー!?それだけで俺を?」

紅蓮「そうだ。出発の時間が遅れる。さっさと支度するぞ」


そう言って紅蓮様と氷騎と水無月は部屋から出ていった



洸大「…………」

黒曜「紅蓮様はああ言ってはいたがちゃんとお前の魔力の高さと戦闘力をみてスカウトしたんだと思うぜ」

洸大「黒曜のおっさん……」

黒曜「落ち込む事じゃない」

洸大「……ありがとう」

黒曜「早く支度をしよう」

洸大「うん。……てかやっぱり団で1番でかいのは黒曜のおっさんだね。まぁ紅蓮様も氷騎さんも相当なサイズだけど」

黒曜「…………」


無言で部屋を出ていってしまった

はいはいシカトね





それから支度をして全員外へ出て、紅竜に竜化した紅蓮様の背に乗り、ジハドラバの入り口があるといわれる岩山に向かって飛び立った
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