俺達ストーリー

□第10章:あれから
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俺は恥ずかしくて布団に戻った…


亘「まだまだ若い証拠だ!恥ずかしがるなよ!」

清秀「…先生ぇ…あのさ……」

亘「ん?どうした?」

清秀「俺さ…久しぶりにぐっすり寝れた気がする…」

亘「!そうか!!良かったな!」

清秀「だから……ここに少し世話になろっかなぁ…って…」

亘「お!!そうか!!少しなんて言わないで…ずっといていいからな…」

清秀「ありがとうッス…」

亘「じゃあ他の荷物今日持ってこいよ!俺はこれから学校に用事があるから行ってくるな!」

清秀「ウス!」


…亘はYシャツにネクタイをしてズボンを履いた


亘「あ!これ鍵な!じゃあ行ってくる!勉強もちゃんとやれよ!!」


亘は出ていった…



…亘と……


……同棲……


…同棲?…なのか?これって…




荷物を運び終わり、亘の部屋に置いてあった鉄アレイで筋トレをしていた



…すると携帯がなった!!



…あ……俊平だ…


清秀「もしもし?」

俊平「おぅ!!実はな〜今日の夜さ、ゲイの合コンあんだけどお前も来いよ!」

清秀「はぁ?お前も暇だなぁ…」

俊平「お前も暇してんだろ??健太も来るんだぜ?な!な!来いよ!」

清秀「ん……相手はどんな奴等?」

俊平「実はまだ顔はわかんねぇ…ネットで募集してたからさ…」

清秀「はぁ!!?顔も知らねぇの?無理無理…」

俊平「…いい出逢いがあるかもしんねぇじゃん?… お前も……ほら……いい加減………」

清秀「あー!!はいはい!!オメェに言われなくたってわかってるって…」

俊平「とりあえず…考えておけよ?また夕方連絡くれ!じゃあな!」


……合コンか……


……どうせ変な奴ばっかりだろ…




そして夕方…


…亘が帰ってきた!


亘「お!荷物運んだな!!」


亘はネクタイを緩ませYシャツのボタンを外した


清秀「な、なぁ先生…」

亘「なんだ〜?」

清秀「昼間に俊平から電話あってさ、合コンに誘われた…」

亘「ご、合コン?!」

清秀「どうすっかなぁ…て…」

亘「……勉強させたいが……もしかしたらいい気分転換になるかもな!行ってこいよ…!」

清秀「…う〜ん……じゃあそうしよっかな……」


俺は俊平に電話して場所と時間を確認した…


服を着替える…


亘「楽しんでこい!」

清秀「おぅ!!」

亘「あ!!酒とタバコは絶対ダメだからな!!!」

清秀「…お、オッス…」



俺は俊平と健太と合流して合コンをする店で相手側を待った…


少し待っていたら3人組の男がやってきた!!


そして俺達の席に座った!



自己紹介が始まる…

一人目「宮本悟です!23歳です!趣味はバスケです!よろしく〜」

二人目「斉藤元です!26歳ス!趣味は水泳!よろしく!」

三人目「小島和也、25歳、サッカーやってます!!よろしく〜!!」


そして俺達の自己紹介もした!一応三人とも二十歳と無理な嘘をついた…


悟「三人ともかっこいいね〜!」

元「こんなレベルの高い子達はじめてだよ!」

俊平「そうっすか??あははは!アザーッス!!」

健太「皆さんもスゲェイケメンッスよ!!!」

和也「そ、そうかぁ?ありがとう!」


そして色々話したりして時間は過ぎた…


…はっきり言って三人とも俺のタイプではなかった……


確かに三人ともイケメンなのかもしれないけど……


…だって俺の回りにもっとイケメンが沢山いるし…



…亘とか…上川とか……

…それに…涼介……



俺達は相手と俺達が交互になるように席替えをした!


…両隣は相手側の男が座る……


…うわ……スゲェ苦手…こうゆうの…


悟「酒飲んでる?」

清秀「あ…ハイ…」


…俺は余ってたビールを一気に飲んだ…


元「井倉君てさ…モテるでしょ?」

清秀「もてないッス…」

悟「…井倉君…かっこいいね…」

元「…彼氏いないんだよね?」


両隣から小声で俺の耳元で囁いてくる…


…う、うぜぇ…


……やっぱ来なきゃよかったぜ…




そして1時間後…


酒もかなり進んできた……




すると…!!


いきなり知らない男が俺達のテーブルに近づいてきた!


男「あー!すいません!!遅れました…」

悟「遅いぞ!!早く席につけよ!!」

男「すいません!遅れました〜!!橘隼人ス!23ス!宜しく!」



…こ…こいつ……

……な、なんとなく…雰囲気が……

…涼介に……似てる……?


隼人は俺から1番遠い席に座っていた…


そしてしばらくしてまた席替えをした…


今度は1番外側の席に自ら座って、隣は隼人になった!!


隼人「宜しく!」

清秀「あ…ハイ…宜しく!」

隼人「名前…なんだっけ?」

清秀「…井倉…清秀…」

隼人「……清秀って呼んでいい?」

清秀「あー…別に構わねぇスよ…」

隼人「俺の事は隼人でも隼人さんでも何でもいいよ!」

清秀「…………」

隼人「清秀ってさ、モテるでしょ?」


…またそれかよ……


清秀「いや…モテないスよ…」

隼人「ふ〜ん……どんな人がタイプ?」

清秀「……ん〜………鍛えてる人とか…お洒落な人……大人な感じとか……スかね…」

隼人「じゃあ苦手なタイプは?」

清秀「………茶髪とかはあんまり…」

隼人「じゃあ俺は清秀のタイプに入るかな…?」


……この人…黒髪だ………


…しかも……



……髪型が…

……涼介に似てる………


清秀「……タイプでは…なくは…ないス…」

隼人「あははは!!そっか〜!じゃあこれ見たらどう??」


隼人は肩まで腕捲りをして、力こぶを見せてきた!


……あ……


……結構鍛えてんだこの人…


隼人「どう??」

清秀「スゲェスね…なんかスポーツやってんスか?」

隼人「一応ダンスやってんだよ!」

清秀「え!!?そ、そうなんスか…いつからやってんスか?」

隼人「高3の時からだから5年くらいやってるよ!」

清秀「…そうなんスか…ブレイクとかはするんスか?」

隼人「ブレイクダンスはできないんだ〜」

清秀「そうスか〜」

隼人「清秀も体締まってる感じするんだけど腕見せてよ!」

清秀「え……俺はいいスよ…」

隼人「俺もさ…筋肉フェチなんだ!お願い!!ちょっとだけ!」

清秀「………」


話を聞いてた俊平達が……


俊平「清秀!見せてやれよ!」

悟「井倉君見せてよ!!」

清秀「………じゃ、じゃあ……」


俺は肩まで腕捲りをしてグッと力を入れて力こぶを見せた!


隼人「!!!!す、す、スッゲェ!!!」

悟「スッゲェ!!」

和也「おぉ!!!!」

元「めちゃくちゃ鍛えてるんだな!!」

隼人「…服着てるとそんなにわからないけど…スゲェ!!」

元「細マッチョ!?」

悟「いや、細すぎず太すぎずだな!!スッゲェ!」

隼人「…な、なんかスポーツやってんの?」

清秀「……お、俺もダンスを…」

隼人「!!そうなん!?どのくらいやってんの?」


…小4からだから………

清秀「…10年くらいス…」

隼人「じゅ、10年!!!す、スッゲェ!!!」

清秀「…たいした事ないスよ…下手っス…」

隼人「こ、今度見せてよ!」

清秀「……いいすよ…」

隼人「約束な!」


そして何回か席替えをして酒もかなりまわってきた…


悟「そろそろおひらきにしよっか〜!」


そして俺達は会計をして外へ出た…


…全員ベロベロに酔っぱらっていた…



…あ〜…ヤベェ……ちょっと飲みすぎた〜……


…せんせぇに怒られるなこりゃ…


今日来た4人が俺の所へやってきた!


隼人「アドレス交換しよ〜ぜ〜?」

清秀「あぁ〜いいっスよぉ〜…」


俺は全員とアドレス交換をした!


そしてみんなと別れた!




俺がフラフラ1人で歩いていると…後ろから誰か走ってきた…!


俺は後ろを振り返る!



…あ………


隼人「お〜い!!ちょっと待って〜」

清秀「…あぁ〜隼人さん…ど〜したんスかぁ〜?」

隼人「俺もさ、こっちだからさ〜!一緒に帰ろうぜぇ〜!」

清秀「あぁ〜…そ〜なんすかぁ〜」


俺達はフラフラしながら一緒に帰った…


清秀「あ〜…マジヤベェ〜…まともに歩けねぇ〜〜…」

隼人「大丈夫かぁ〜?ちょっと……休んでくかぁ〜?……俺も…ヤバイし…」

清秀「休んでいくッス〜……せんせぇ……おこ…… られる…………」


…そう言って俺は道の真ん中であぐらをかいて座ってしまった…


隼人「き、清秀!?…じゃ、じゃあ……休んでいこっか…」

清秀「どこで…休むんすかぁ〜〜?…」


俺は隼人に肩をかつがれた…


隼人「…ここで…いい?」

清秀「………あ…??…休むだけっすよ〜…」


…そして俺達は…



ラブホに入った…




俺は部屋へかつがれてすぐベッドへ倒れこんだ…




…あ〜…

………ヤベェ〜〜…



……



…………



……………


俺は寝てしまった…


隼人「大丈夫か〜?……………寝た……?…」


…俺は完全に寝ていた…


隼人「……服…………脱いだほうが…いいかもな……」


…隼人は俺の服を脱がしはじめる…


上半身裸にした…


隼人「な!!!!す、スゲェ体……!」


…そしてズボンを脱がしてボクサーも脱がす…


隼人「!!!!!ま、ま、マジかよ………で、デケェ………!!」


隼人は俺をベッドの中にちゃんと寝かせた…


隼人「………シャワー…浴びてくるね……」


隼人はタオルを持って風呂場へ行った…
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