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□愛用
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GK「これが僕の愛用のダンベル〜!!」















ギグァンがわたしとヒョンスンの元に走ってきた。ダンベルを軽々と持っている。ヒョンスンはおおと少し感心しているご様子。
















GK「このダンベルね、ほらここの部分が僕の手の大きさにフィットしてすごく使いやすいんだよ〜!」




『へ〜』

















ギグァンはとにかく喋り続ける。わたしは優しいから相手をしてあげていた。
ギグァンがヒョンスンの顔をみて苦い顔をしていた。どうやらヒョンスン、嫉妬していたらしい。四次元も嫉妬する。


















GK「ヒョンスンの愛用してるものってなに?」



「えっ俺?」
















ヒョンスンは無表情でわたしの顔をみた。
なに。こっちみたってわたしヒョンスンの愛用してるものなんて知らないわよ。と思いながらわたしはヒョンスンから目をそらした。


ヒョンスンはわたしの腕を掴んで引っ張ってきた。
わたしはその衝撃で軽く身体がヒョンスンの方に傾く。


















『なにヒョンス』


「俺が愛用してるの、もも」


















わたしはしばらくヒョンスンの横顔を見て、目をぱちくりし続けていた。この人おかしい。

















『…はい?』


GK「ヒョンスン面白い〜、でほんとはなに?」






「ほんとのこと」

















そう言うとヒョンスンはわたしをみつめて微笑んだ。














『……はい?』


「ももが愛用してるのは俺でしょ?」



















するといきなりドゥジュンが分厚辞書を抱えてやってきた。みんな驚く。





DJ「愛用というのは、ある品物を好んで使うこと。だ」



『……はい?』



DJ「ヒョンスン、君はももを好んで使っているということだな?」


「そう。そうゆうこと」



















ヒョンスンはまたわたしをみつめてきた。そして思いっきり抱き着いてきた。

















『離せー!重いし痛い!』


「うふふー」


『キモい笑うな!』













そんな私達をみてドゥジュンとギグァンは優しく笑っていた。






end.
(いつまでこの状態なのさ)
(ずっと)
(いやだ)

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