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□可愛くなったな
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ジュニョンはソファーに座って足を組んで雑誌を読んでいる。
その姿がジュニョンに似合いすぎていた。







『はぁ…』






最近わたしはジュニョンが好きで仕方ない。
何をしても愛しくみえる。
おかしいんだよね、こんなこと思うの。
ジュニョンに少し離れたダイニングテーブルに頬杖をつきながら
わたしはため息をついていた。

















「……?」

『いや、なんでも…』

「……」











ジュニョンはわたしをガン見し続ける。
そんな気持ち悪かったかな…









『えっ…なに?』

「…別に」

『そう…』

「……」

『……』

「………」

『だからな』

「可愛くなったな」

『はい?』













わたしはジュニョンを凝視しはじめた。
ジュニョン、どうしたの?
ジュニョンはそんなこと、いつも照れて言わない。
とゆうかわたしは可愛くないのだ。











「……なんもない」
















ジュニョンは照れて顔を背けた。
可愛い。君こそが可愛いよ。
わたしは吹き出してしまった。










『…ジュニョン』

「……」

『ジュニョンが可愛いよ』












わたしはポツンと呟いた。
ジュニョンは、は?という顔をしている。
そんなジュニョンの表情がわたしの胸を苦しくさせる。
半分口が開いていて眉毛がハの字になっているその表情がたまらない。











「お前が可愛い」

『……お世辞はありがたいけど』

「俺はお世辞言えない」

『あぁ、そうなの?』

「……うん」






そんな二人の関係が好きだ。




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ぼのぼの系になりました(⌒▽⌒)

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