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□ドゥジュン嫌い
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「シャンプー変えた?」










俺は彼女の変化を絶対見逃さない。
今日は久しぶりに彼女のももに会った。
言いたいことは沢山ある。









『そういえば〜そうかな』














ももは自分の髪の毛を眺めながら適当に答える。
これからが本番なんだ。
俺は彼女の顔を凝視し始めた。










「前髪切った?」

『そういえば〜そうかな』

「メイク変えた?」

『そういえば〜そうかな』

「新しい服?」

『そういえば〜そうかな』

「太った?」

『…』














俺は彼女の今の顔を忘れない。
眉毛がピクッと動いたのを。
女の人は太ったと言われるとかなり怒る。









「それは嘘(笑)」

『嘘なら言うなこのカスが』

「女の子なんだからもっと言葉遣いに注意しなさい」

『あ〜嫌になるわ〜』











ももはいきなり自分の頭をわしゃわしゃぐちゃぐちゃにする。
どうしたことか。
そんなに俺に言われたのがショックだったのか。








「だから嘘だって」

『知ってる』












今は宿舎の中だから軽くメンバーの痛い視線を浴びている。
ヨソプはももを
みていつも瞳をキラキラさせている。









「そう…」

『ヨソプっ』










ももはヨソプに駆け寄る。
まるでヨソプを愛犬のように扱う。
そしてヨソプは愛犬のような反応をみせる。









『ヨソプ〜最近どう??』

「充実してるよ〜リーダーのおかげで!」












ヨソプは俺をみてニッコリ微笑む。
ありがとう、ヨソプ。
ももをみると目を薄めて嫌そうな顔をしていた。














『あ〜そう。良かったねリーダーがいて』




ももはヨソプの背中をバンバン叩くと、ギグァンの元に行った。
ギグァンはキラキラの笑顔でももに挨拶をする。










「ももー久しぶり!」

『久しぶり!最近どう??』

「うん〜ドゥジュンと昨日サッカーの」

『あーそうなんだ。良かったね』





ももはまた嫌そうな顔をする。
そしてギグァンの背中をバンバン叩くとドンウンのところに近づいて行った。










「ヌナ〜」

『ドンウン、またまたイケメン度が上がったね!』

「ありがとうございます!ドゥジュンヒョンにもさ」

『ドゥジュンね。はいはい』



ももはため息をついてドンウンの背中をバンバン叩くとジュニョンのところに行く。











『ジュニョン、寝てんじゃん』


ももはジュニョンの頬をつまむとヒョンスンのところに行く。









「もも」

『ヒョンスンなに…やってんの…?』



今日初めてももが興味を示した。
彼女は微妙な顔をしている。







「ドゥジュン日記」

『ドゥジュン…ねぇ』

「これ、プレゼント」










ヒョンスンは奇妙なノートを
ももに渡していた。






end.

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