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□ベッドの中
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「ん…」


朝の暖かい日差しがカーテンから差し込む。
目をゆっくり開くと背中に誰かの温もり感じた。
わたしは後ろをみた。
ドゥジュンの寝顔。
ゴリラみt/
ドゥジュンの香りがする。


「ゴリ…じゃなくてドゥジュン…」

ゴリラって言おうとしてしまったことはドゥジュンに絶対言ってはいけない。
ドゥジュンは全く目覚めない。


ドゥジュンの片腕がわたしのお腹あたりにある。無理に動くとドゥジュンが起きそうで緊張。



「どうしよう…」

わたしはなんとなく焦っていた。
そっと自分のお腹に巻き付いているドゥジュンの腕をとって戻そうとした。
バンッと鈍い音がしたと思ったらわたしの腰からお腹にかけて、ドゥジュンの腕が落ちてきた。


「いった!いった…いった…ゴリラ力はんぱない…」


わたしはボソッとドゥジュンゴリラに触れてしまった。
しかし痛い…。




「ドゥジュン…手…」

わたしは再びドゥジュンの腕をとった。
ドゥジュンに手首をがっしり掴まれた。寝てるはずなのに!


「もも〜だめ…」


「ドゥジュンなにが…
手離して〜」


ドゥジュンは目を開いた。
わたしをみて手首を離した。


「もう起きよ」


「もも〜、」



久しぶりにドゥジュンの
甘えてる声を聞いた気がする。
ゴリラの甘えん坊?(笑)


「え…」


わたしは上半身は起こしていたのに、ドゥジュンに手を引っ張られ再びベッドへ。
ふわりと香るドゥジュンの匂い。



「もうちょっと…」

ドゥジュンはわたしの頭一個分くらい上のところに頭があって、
わたしは再びお腹に腕を巻き付けられた。



「わたしもう寝る気n」


「おやすみ」


ドゥジュンはわたしを強く抱きしめた。
わたしはゴリラと再び眠りにつきました。


(ゴリラって言うのやめろよ(笑)
(ごめんゴリラ…)

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