*,

□鬼ごっこ
1ページ/1ページ




「鬼ごっこしよ!」



ドンウンあなたはいくつですか?
いくら末っ子の位を手に入れてるからって
それはないよ。


「はあ?」


久しぶりにドンウンがオフなので
散歩しに来ていました。
なのにドンウンがいきなり鬼ごっことか言いだしてわたし体力ないから全力で否定。



「いいじゃん〜〜!」


「…うんいいよ」



ああドンウンに負けた…。
ドンウンは僕が鬼ね!と満面の笑みで言う。
もう数数えちゃうし。
わたしはとりあえず走り出した。

後ろからドンウンが猛スピードで走ってくる。



「は、はや!」


この光景はほんとにすごい。
マンガみたいに走ってくるドンウン。
わたしは可笑しくなって足を止めてしまった。
ドンウンの顔と走りが…つぼに。





「うはははははははっはっっ!!」




「もも〜〜〜!!!」





怖い(笑)普通彼女に手加減とかしない?
え?遠慮しないの??
ガチの体当たりをされた。
タッチじゃなくて体当たり。



「こわっ!ドンウン痛いし!!」




「ごめんごめん!(笑)」



この人怖すぎる…いざとなったら
わたしを体当たりして殺害してしまうのでは…!?
わたしは身震いした。




「ドンウンずるい!ずるいよ!」



「えなにが??」




とにかくうん。ずるいって言ってみる始末。
ドンウンははぁ〜?と言って首を傾げる。




「もう一回!もう一回だよ!
はい数数えて!ホラホラ!」




わたしはドンウンの背中をバンバン叩いた。
ドンウンは言われるがまま数を数え始めた。






「よっしゃ、高速で帰ろっと!」




「い〜ち、に〜、さ〜ん…」




わたしは家に走り出した。
なぜだかかくれんぼになっていたところは触れてはいけません。



携帯を開くとドンウンからの着信が50件。




ヨソプ(ドンウンストーカーだったんだ)
ドンウン(違いますよ!)




[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ