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□タイプじゃない
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俺の好きな人のタイプは
綺麗めな人。猫っぽい人。
でもももは
綺麗より可愛い感じだし
猫より犬っぽい。



「ヒョンスン変なの〜!ははっさすが神秘担当〜」


どっちかというと
静かでクールな人がいいし。



「もうだめだ…いっきにこんな大量のことこなせない…(涙)」


どっちかというと
仕事と恋愛を両立できる人がいいし。





ももはなんも当てはまらない(笑)
完全に真逆。
なのになぜ俺の彼女なのだろうか。




「もも、」

「ん?」

この眉毛がハの字になる表情がたまらなく可愛いと思う。
なんでだろう。
寝てるときはどうも可愛いとは思わないのに。


「なんでだろう。」


「は?なにが?」



身長も高いわけじゃない。
とにかく俺のタイプじゃない。


「俺のタイプじゃない」


「誰が?」


「ももが」


ももはハハッと苦笑いをする。
俺はももの顔をみて考えていた。



「じゃあ好きじゃない〜?(笑)」


ももはファッション雑誌を開いて言った。
いや好き。
タイプじゃないのに。


「好き」


「あっ…どうもありがとう…(笑)」



そんな照れてるところ、凄くツボだ。理想の人はただひたすらクールな人。でも俺は理想の人とは違う魅力を持ってるももがツボなんだと思う。

嘘をつけない性格とか
気持ちが顔にでやすいとか
頭が弱いとか。←



「ふふっ」


なんか面白い。ももみてると沢山発見がある。

「な、なんで笑ったの…」


疑うような目で俺をみるもも。でも俺のタイプじゃないなー。凄く好きだけど。


「可愛い顔して」


「え!可愛い顔!?」


焦るもも。
その表情が既に俺の気持ちをヒートアップさせている。
悩んでるもも。


俺は全然タイプじゃない君が好きでどうしようもない。




ギグ(ヒョンスン、なんか気持ち悪いね…)

ヒョ(…うん)

ドゥ(少しは否定しろよ(汗)

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