*,
□年下の男の子
1ページ/1ページ
ドンウンは
わたしの年下。
わたしはドンウンが気になったりしている。
年下なのにしっかりしてて
男気がある性格。
「ももヌナ〜」
「はい!」
ドンウンはわたしをいきなり呼ぶからわたしはびっくりしていた。
ドンウンにとっちゃわたしは
ただのおばさん…なんだよなあ。
「なにニヤニヤしてますか」
ドンウンは
白い歯を出して笑う。
わたしニヤニヤしてた!?誰かに操られていたのか!?!?
いや、わたしを操れるやつなどいないはずだ。
「ヌナ〜…?」
「えっ!あっ!」
ついつい自分の世界に走っていた…。
「なに一人で喋ってるんですか??」
「え〜と…声に出てた?」
嫌われたな…これは終わった。
ドンウンはまだ笑顔だ。
「はい(笑)面白い人ですね」
あー馬鹿にされた。
面白い人ですねって褒め言葉か?(笑)わたしはあはははと言いながらその場を去ろうと思った。
「ちょっと」
ドンウンはわたしの腕を素早く掴んだ。
ドドドドドンウンがわわわわたしのう腕を掴んだ!!!!!←
「な、に!?」
わたしはかなり一生懸命な顔をしていたらしい。ドンウンが若干ひいていた。
「ヌナ、年下はどう思いますか?」
ストレートだなあ…!
家のおじいちゃんが発言するときよりストレートだ。
「自分がおばさんだなあって、感じるかな…」
ドンウンもこんなおばさん有り得ないって思ってるんだろうな…
切ない…
「僕はそんなの関係ないと思います」
真っすぐな瞳でドンウンは言った。それはどういう意味だろうか…
「いや…でも」
ドンウン気になってるけどやっぱりわたしみたいなおばさんは似合わない。
あ〜歳を感じる…
「……」
ドンウンはいきなり黙りだした。まだわたしの腕を掴んでいる。
ドンウンの目線がわたしの顔から首もとへと落ちた。
わたしはまだドンウンの顔を見ていた。
「…?」
わたしはやっとドンウンの見ている自分の首もとを見た。
すると白いワイシャツのボタンが自分の想像以上に取れていて黒いキャミソールがみえていた。
わたしは口をポカンと開けていた。
するとドンウンはわたしの顔をみるなり右の口角だけをきゅっとあげた。
ドンウンの顔にわたしのグーパンチが飛んできた。
end
(まじふざけんなドンウン…)
(あは、あははは…)