*,

□お風呂
1ページ/1ページ

わたしの彼氏はギグァンです。
すごくすごく可愛いけど
すごくすごくカッコイイ。

そんなある日ギグァンは
わたしの家に泊まりにきた。
なぜかって?
「なんとなく〜!」

ギグァンは満面の笑みで言う。
なに考えてんだかさっぱりわからない。

「お風呂入ってくるねー!」

ギグァンはパジャマと下着を持って
お風呂場に去って行った。
お風呂入っていいかも聞かず、入ってくるねーって。ここはギグァンくんちですか?
遠慮しないんだから〜。

数十分たって、わたしはお風呂の支度をしてお風呂場にやってきた。
お風呂場に繋がるドアを開けた。

「「あ」」

二人は声を揃えて言った。
わたしの目の前には上半身裸のギグァンがいる。
10秒以上、ギグァンを見続けてしまった。

「もも??」

「あっ!ごめん!別にみみみみてないから!」

わたしは慌てて洗面所を出ようとした。
するとギグァンはがっしりとわたしの腕を掴んだ。
あーもうギグァンくん勘弁してください(T_T)何度でも謝りますからー(T_T)

「もも?なんでそんな赤くなってんの??」

ギグァンはニコニコしながらわたしの顔を覗き込んできた。
ギグァンは毎日筋トレ欠かさずやってるからやっぱ凄かった・・・なあ〜!
そんなこと考えてたら
自分の顔が赤くなっていってた。

「別に〜!?」

わたしは少しムキになっていた。
ギグァンがわたしの腕を引っ張った。
するとわたしはギグァンの腕の中にいた。

上半身裸のギグァンに抱きしめられるのはかなり緊張。
ギグァンの素肌が
ほっぺに当たってかなり緊張。

「この格好はやめてよ・・・(^-^;」

「下は大丈夫じゃん。」

いやいやいやギグァンくん、そうゆう問題ではなく(笑)
ギグァンの体温がすぐ伝わってきてドキドキする。

「そんな僕の身体好きぃ?」

やだやだそんなんじゃない!
はず・・・。わたしは焦る。

「違う!よ・・」

「違う?」

ギグァンがわたしを抱きしめたままわたしの耳元で囁いた。
うあああ反則だあああ(T_T)

「いいえ・・・」

「じゃあ今日は一緒に寝よ〜っ」

ギグァンはわたしから離れてくれた。
は?一緒に寝る?
そんな自ら身投げするような真似はできないわ←

「え?もう布団しいたし」

「やだ一緒に寝るもん。
早くお風呂入ってきてね」

それからギグァンは一人で寝ようとしてもベッドの中に入ってきたり、
わたしのお腹に手を巻き付けて離さなかったり、
わたしの髪の毛の匂いを嗅いだり
触ったり食べたりしてきた。
(最後のおかしくない!?)

「ももだーいすき!」

「ギグァンそろそろ離れてくれー・・・」

嬉しかったけど恥ずかしかった思い出。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ