短くいきますか
□うつらうつら
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白「あかん…」
俺としたことが
休日とはいえ昼過ぎまで爆睡してしまった
たしか昨日の夜は梨乃とずっと電話していたはずだ
枕元に置いてある携帯を見てみると当然だが、電話は切れてきた
白「当たり前やな……」
寝起きに梨乃の声が聞けたら最高なんやけど
なんて思いながら携帯を見た
何件か告知やらのメールの中に一つ、梨乃からのメール
急いで見てみる
『いっつもテニスお疲れ様
蔵のテニスしてるとこ、ほんま大好きやねん
これからも頑張ってな
応援しとるで』
白「梨乃……
ほんま、あかんやっちゃなぁ……明日お仕置きせなあかんやん………」
うつらうつら
カーテン越しの柔らかな日差しが気持ち良い
白「もう少し寝よか……」
久しぶりの休日
ゆっくりとした時間がすぎていく
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