Shining Hearts
□対決
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「うーん、この服サイズ合わないな〜。どうしよっかな？」
「シャオメーイ!! いつも通りパン持って来たよ！」
「あっ、レイ! いいところに!!」
「ん？」
「じゃーん！この服着ない？」
「えっ、それ…。シャオメイの服だよね？」
「そうなんだけど〜、サイズが小さくなっちゃってさ！捨てるのもったいないし、レイだったら着れそうじゃん？」
「で、でも、ほら、サイズとか合わないでしょ？」
「そんなことないって！まぁ、そういうことだから、とりあえず船に戻りましょ！」
そう言って、無理やりシャオメイに連れ戻された。
下手に魔法使うより早かったのは、気のせいだと思いたい。
「あれ？レイ。パンの配達は終わったの？」
「おっじゃましまーす！」
「シャオメイ!?なんであなたがここにいるの？」
「ネリス、助けて!!」
「この子にこの服を着せようと思って」
「それってシャオメイの？」
「そ、だから奥の部屋借りようと思って」
「私の意志は無視!?」
「それを私が許すと思う？」
ネリス！やっぱりあなたは私の味方だよｎ…
「着せた時の写真はあげるわよ」
「その話のった！」
味方ではなかったようです。
こうなったらリックしか頼りにならない!!
「でも、なんでこういう時に限ってリックはいないのよ!!」
「しょうがないじゃない、パン焼いてるんだから」
「リックのバカ!!!!」
「諦めなさい」
そう言って、二人によって強制的に着替えさせられたレイなのであった。