Shining Hearts
□恋に落ちる瞬間
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レイはリック達とは違う配達の依頼を受けた。リック達は島の外への配達、私はエルフの森へ配達に出かけた。
私はエルフの森のラナに会うのがいつも楽しみでしょうがない。
なんか体が重いような感覚がするけど、気にせず依頼をこなしていったレイであった。
ということでエルフの森に着きました!(早っ!!)
いつも通りラナ達に届けようと思い森に入ったところ、急に雨が降ってきた。
「ヤバ!傘なんて持ってきてないんだけど!!」
そんな風に呟いても、ここはエルフの森。
誰一人としてこの道は通らないのが現状である。
しばらく雨宿りをするために近くの木の下に避難していると1匹の精霊がこちらを見ていた。
レイは人間であるにも関わらず精霊と普通に会話が出来ちゃうためか、精霊達から懐かれている。
「君は…カーバンクルかな?」
「ピリィ(どうしたの、こんなところで?)」
「ん?あぁ、ラナ達にパンを届けに行こうとしたら、急に雨が降ってきたから避難してるだけだよ」
「ピリリィ!!(じゃ、じゃあこれ使って!!)」
そう言ってカーバンクルが持ってきたのは…なんと某●ブリ作品で見たことがあるような大きな葉っぱだった。
「これ…使っていいの(というか使えるのか)?」
「ピリィ!(もちろん)」
「ありがとう、じゃお借りしていくね!!」
レイはカーバンクルに感謝の言葉とひとかけらのパンを渡し、その場を去った。