01/05の日記
01:12
昨日電車で見た親子を二遥でパロってみた(題名)
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昨日の電車の中で見た親子があまりにも可愛かったので、風呂連載の輝二君と遥ちゃんでパロってみる。
・輝二君と遥ちゃんは結婚してて、女の子の赤ちゃんを出産済み。
・私が輝二君と遥ちゃんと赤ちゃんが座ってる席の向かい側に座っているという視点で書きます。
・脚色有り。
・完全に自己満足です。
以上、大丈夫だと言う方のみどうぞ。
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50分も電車乗ってるの怠いけど、本も買ったしiPodの充電も大丈夫だし行けるでしょ。
それに駅は終点だし、寝てても乗り過ごすことは無いだろうし。
あ、座席端っこ開いてる。ラッキー座ろ。
この時期の電車って足のところ無駄に暖房強くて苦手だな〜。熱すぎ。コート脱ご。
はぁ〜、本読むか。
以上のことを色々真顔で考えながら座席に座り本を取り出した時、目の前に赤ちゃん連れの夫婦が座った。
お父さんとお母さんに挟まれるようにして、赤ちゃんが座席に座っている。
赤ちゃん可愛いなおい肉球のもこもこ靴下ぐうかわヤバいマジか。
そう思いつつこの滾る思いを某呟き掲示板に吐露していると、その赤ちゃんのお母さんが荷物の中からお茶とおにぎりを取り出した。
「ご飯食べようか。」
「汗かいてたし、先に飲み物飲ませてやれ。」
「ええ。」
お母さんがお茶の蓋を外し、赤ちゃんに飲ませる。
赤ちゃんは少し間を開けてお母さんとお父さんを見上げた後、そのお茶を飲んだ。
よっぽど気に入ったのか、赤ちゃんは自分でお茶のペットボトルを持ち、自分で飲み始める。
お母さんもお父さんも、優しい目で赤ちゃんのことを見ていた。
「美味しい?」
と、赤ちゃんのお母さんが尋ねる。
それに赤ちゃんは少し間を開け、きょとんとした表情から一変、ニッコリと笑って一言。
「んまい!」
ここで変な声を出さなかった私をどうか褒めてください。
タタタタタ、とスマホを弄りこの気持ちを吐き出す。
タイムラインには私の意味不明な、言葉になっていない文字の羅列が続いていた。
「おにぎり食べるか?」
「ん!」
お父さんが与えるおにぎりを一口食べる赤ちゃん。
どうやら歯も生えているようだ。
おにぎりを一口齧り、赤ちゃんはお茶を飲む。
それからはずっとお茶を飲んでいて、お父さんの方はおにぎりを片手にしょぼんとなっている。
「おにぎり食べるか…?」
「んーん!」
「そうか…。」
首を横に振る赤ちゃんにお父さんしょぼんぬ。
それにお母さんの方がクスクスと笑った。
更に私のタイムラインに増える謎の奇声。
発車時間も迫り、電車の中に人が増える。
それに比例するように電車の中の温度は上がっていき、眠くなってきたのか赤ちゃんがぐずりだした。
電車の中に響く赤ちゃんの泣き声。
お母さんが赤ちゃんを抱きかかえ、お父さんは席を詰めて赤ちゃんの顔を覗き込んだ。
「しー、な?」
「んあああああ!!!」
「そんなこと言っても泣き止まないわよ。」
赤ちゃんは泣きやまないし、お母さんから言われた言葉にお父さんは肩を落とす。
お母さんは赤ちゃんを抱きかかえて立ち、ゆらゆらとゆっくり揺らした。
徐々に小さくなる赤ちゃんの泣き声。
気が付けばすっかり泣き止んだ赤ちゃんを抱えたまま、お母さんは座席に座る。
「遥、俺が抱っこしてるか?重いだろう?」
「だーめ、また泣いちゃうもの。輝二は隣に座ってて。」
「…分かった。」
一人娘で可愛くて仕方ないのだろう。
構いたそうにしているお父さんぐうかわです。
うとうととする赤ちゃん。
お父さんはチラチラと赤ちゃんを気にしている。
この親子に夢中になっている間に、いつの間にか電車は出発していたようだ。
電車の揺れが心地好いのか、赤ちゃんは夢の中に旅立っている。
ほげええええ可愛いいいいいい!!!と顔に出さないように努めて赤ちゃんを見つめる。
そうしていると、お母さんの肩にお父さんの頭が乗る。
どうやら、気持ち良さそうに眠る我が子に釣られてお父さんの方も眠ってしまったようだ。
お母さんはお父さんの寝顔を覗き込み、幸せそうにクスクスと笑う。
御馳走様です、と血走っているであろう目で見つめていれば、いつの間にか終点。
お母さんがお父さんを起こせば、お父さんはハッとして頭を上げる。
それから照れくさそうに目線を逸らし、お母さんたちの分の荷物を一片に持って外に出た。
お母さんは赤ちゃんを抱っこしたまま電車を後にする。
そんなお母さんを気遣うように、電車の外ではお父さんが立ち止まってお母さんたちを待っていた。
充実した時間だった、と幸せいっぱいの胸で私も電車を降りる。
そこで気づいた。
結局買った本読んでないや。
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可愛かったという気持ちだけで書きました。
楽しかったです。ありがとうございました。
誰か描いても良いのy(ry
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☆コメント☆
[せきはら] 11-11 22:18 削除
すっごくこの二遥ネタ大好きすぎてコメントしてしまいました!
またいつか二遥ネタをおねがいします(> <)
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