夢で逢いましょう

□Prologue
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俺とあいつはいつも通り、走りまわって、転げまわって、笑い合って


そう、いつも通り


夕焼けチャイムが俺達の帰る合図だった。いくら楽しくても、お互いもっと遊びたくても、決めてたんだ、夕焼けチャイムがなったら帰ろうって。



あの日だっていつも通り別れたんだ、公園の時計の前で。


俺がくだらない思考に取り付かれなければ、何も起こらなかったはずなんだ。今だって変わらず笑い合えたはずなんだ。


ごめん――――……
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