夢BE-JI(I)
□衣装傷
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ソンヨル(はぁ。なんだよさっきから…)
ソンヨルはすごくイライラしていた。
撮影の衣装のえりが堅くて首に傷ができた。
切り傷ならまだなんとか我慢ができるけど…
首ってジャケット来たらこすれるし絆創膏も貼れない。
貼ったら直るのが遅くなるみたい。
しかも薄皮が向けてるから汗をかいただけでもヒリヒリして痛む。
しかも…
今日起きてから1回もミョンスが俺の顔を見てくれない…
話しかけてもそっけなくて…
顔を見ずに返事をしてすぐ避けられてしまう。
ソンギュ「じゃあウヒョナ撮影行っくぞ!」
ソンジョン「あっオレもだ!!」
ドンウ「ホヤぁ〜!!買い物行かない?」
ホヤ「あぁ良いねえ♪」
ドンウ「あれ?2人も今日OFF?」
ミョンス「あぁ」
ソンヨル「そだよ♪」
ホヤ「じゃあ留守番頼むわ^^」
ソンヨルandミョンス「はぁーい」
ソンヨル(あっ…声が合った^^)
ミョンス(はぁ。2人か…)
--じゃぁな--
みんな居なくなって広い部屋に2人…
ソンヨル「あぁーひまだぁー」
ミョンス「……」
ソンヨル「ミョンスヤ…」
ミョンス「ん?」
ソンヨル「…なんでもない。」
いつもなら顔見て首傾げて「ん?」って言うのに…
ミョンス「…聞かないのか?…」
ソンヨル「なにを?」
なんのことかわからなくてミョンスの顔を見たら目が合った。
可愛い…けど…
ほんのり…目が赤くなってる…
ソンヨル「目…どぉした?」
ミョンス「…目???」
ソンヨル「うん。赤いよ??」
心配になってミョンスの座っていたソファーに近づく。
ミョンス「くるなよ……」
ソンヨル「なんでだよ」
ミョンス「ずるいよ…おまえ…」
ソンヨル「何の話だよ」
ミョンス「もぅいい。」
ソンヨル「…なんだよ…朝から…」
ミョンス「朝から?」
ソンヨル「今まで…避けてただろ…」
ミョンス「気づいてるんだ…一様…」
ソンヨル「気づくだろ…」
好きなんだからと小声でボソッとつぶやく。
ミョンス「好きなんだ。」
ソンヨル「なっ////(聞こえたのかよ)」
ミョンス「好きなのに…そんな…」
ソンヨル「なんだよっ!!!!!ンッ…」
焦ったり照れたりしてたら汗が出てきて傷がしみる…
とっさに傷を抑えた。
ミョンス「今更かくしたって…」
なんかミョンスが怒っている
さっきまで飲んでいたカップを思い切りテーブルにおき
キッチンに向かうミョンス
ただそれを見てるだけの俺
ミョンス「はぁ…ッ……ッ…」
ソンヨル「ミョンス???…!?」