ボカロ

□弱虫モンブラン1
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美 「俺はモンブランが好きなんだ!」
恵 「へー、いいなあ」
美 「なんで?」
恵 「美緒に愛されるなんてズルイ」
美 「モンブランに嫉妬かよ〜」
恵 「なっ!悪い?」
 ねぇ美緒、あの時美緒はモンブランよりも
アタシの方が好きって言ってくれたよね?あの時間はもう戻らないの?

    「愛したけど重いわ」
そう美緒に言われたのは昨日のコト、その言葉は「別れたい」と思って言ったのか、アタシにはわからなかった、ねぇ、美緒どうしてそんなヒドイコト言うの?

 アタシは重い足取りで教室に入る。美緒は何も無かったかのように笑っている
 アレ?アタシの好きな人は誰?
  愛したのは誰だっけ?
凜 「恵〜、オハヨー」
恵 「凜、おはよう」
未 「ねぇ恵ちゃん、美緒君と別れたって本
  当?」
恵 「!」
凜 「でも、あんなに仲良しだったのに」
 凜の言うとおり、昔はもっと優しかったのに、今はとてもヒドイコトを言う
 あんなに、幸せだったのに、
 あんなに、愛したのに
アタシの中のありったけの思いは、
   消えて、見えなくなった
まだ、触れてるはずなのに・・・
 楽しかったあの頃を忘れてしまえば、反照なんて消えるのに・・・

  「なんだ〜別れたんじゃなかったんだ」
凜と未来さんが声をそろえて言う
恵 「でも、心配してくれてアリガト」
 今、凜の家に来ている凜の家はケーキ屋さんだ
凜 「でも、せっかく来たんだから食べていってね」
未 「じゃあ、お言葉に甘えて」
凜 「アンタじゃないの、恵に」
 ふふっ、先に選んじゃお!!チョコにチーズ
      モンブラン・・
本当だっていいと思えないの・・・
  アタシはまだ弱虫(弱い虫)
 美緒はヒドイ人だと思う、でも・・
  アタシはまた君の中におちていくの

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