crown

□princess heart せかんど!
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ガチャリ


















だーっ…クソ。

ハザマの野郎!アイツがサラシ持って行ったせいで胸が邪魔くさいッ#


ラグナ『ァっ…////』

くっ…すげー揺れるんだけど;…ヤッパリ邪魔だぞ、サラシがねーと;





ハザマ「どうしました?…随分と着がえに時間が掛かってたみたいですけど」


部屋に戻るとハザマがノンビリとベッドでくつろいでいた。


ラグナ『っ…何でもない////』

ハザマ「おや?顔が真っ赤ですねぇ…」

ラグナ『////なんでもねえっ!』



スタスタとベッドへ寄ると、ラグナは睨み付けながらハザマに言う。


ラグナ『俺の部屋は?』
ハザマ「此処ですけど?」

ラグナ『#…アンタの部屋な訳?』

ハザマ「はい…私の寝室ですよ、ラグナ姫?」




ラグナは思った。
コイツ…間違いなく襲う気満々だ;
無駄だろうけど…一応忠告はしとかねーと、コイツすぐに調子に乗るから

ラグナ『…疲れたから寝る…けど、言わせてもらうッ!』

ハザマ「はい」

ラグナ『1ミリでも近づいてみろ?テメェの首…俺の愛剣でブった斬るからな#』



マジで言った。
その思いが通じたのか、ハザマは大人しく側を離れる。

ラグナ『へっ?』
ハザマ「分かりました…お疲れでしょうから、ゆっくり眠ってください」

意外に素直…なのか?


ラグナ『…も、寝るから』

ハザマ「はい…おやすみなさい、良い夢を」






呆気なく…事は済んだ。でもしっくりこない。違和感ありすぎる…

部屋を出たハザマは一体なにを企んでいるんだ?




ラグナ『ふぁ…』





あー…ダメ。
もう思考が回らねーや;

とりあえず寝よう。
つーか、マジ疲れた…師匠と修行してる時の方がよっぽど楽だな。




ラグナ『ぁぁ…フカフカのベッドV』


このベッドの寝心地だけは評価しといてやる。




ラグナ『ん…気持ちいぃ』



もふもふと枕を抱きつくようにして、ラグナの意識はゆっくりと闇に包まれていった…









****



























ン?



な…んだ?



ラグナ『ッ…ン???』


身体に…いわ、か…ん?



ラグナ『ンぁ…?』



ぅ…くすぐったい///



ラグナ『…ァン///』


胸元に…なん、か…当たって?





ラグナ『ん…?』



意識が戻ってきたラグナはふと瞼を開く。


ラグナ『/////』


驚いたラグナは、大きく目を見開いた
開いた視界に飛び込んできたのは…

はだけたインナー。胸元に頭を埋める逸れが見えた。人間らしき頭、栗色の髪の毛。


むにむに


ラグナ『ふぁッ///』

自分の胸元に顔を押し付け、ぐりぐりと揺らしてきたのだ。


ラグナ『ゃっ…めろ!』
ハザマ「おや?起きちゃいましたか」

ラグナ『なに…してんだ変態っ!…てめっ///…アッ!』


ハザマ「胸が弱いんですねェ…ラグナ姫?」

まただ…
顔を埋められただけなのに、身体が強張ってしまう


ラグナ『ゃ…やだ///』

ハザマ「さっき、私を追い出したでしょう…?」

ラグナ『っ…!』

ハザマ「クスッ…お仕置きですよ」


ここは私の城です。

全て私に権限があると言うのにアナタは…自分の立場がどの様な状況か解っていらっしゃらない。


ラグナ『は…離せッ!』

ハザマ「離すと…お思いですか?」
ラグナ『ちぃっ!』


ガッと両腕を頭の上で縫い止められた。

クソがっ…腕が使えねーなら!


ハザマ「させません」
ラグナ『えっ?』

ハザマ「失礼しますよ、ラグナ姫?」




ピリッ




ラグナ『ぁぐっ!?』

本当に、一瞬だった…ナイフで切りつけられ。
身体に痛みが走ったかと思うと、視界が瞬間的に霞んだのだ。

な…んだ、い…今の!
急に…身体が;



ハザマ「加減しましたから…大丈夫ですね?」

ラグナ『っ…なに、しやがった!』

ハザマ「ふふっ…秘密です♪」

ラグナ『ふざけんな変態!俺はテメェなんっ…ざ……ぁっ///』




ハザマの愛撫は止むことがない。身体を撫で回す指先の一つ一つが、俺の反応を愉しんでいるようだ


ハザマ「痛かったですか…此処?」

ラグナ『くっ///』


切りつけられた腕に血が滲んでいた。小さな傷だったが、ハザマはわざと指でなぞってくる

ラグナ『痛いって;…っ触んな!』
ハザマ「綺麗…」

ラグナ『!?』


ハザマ「朱が…良く似合います」

ラグナ『ふざけるな…』
ハザマ「このまま…食べちゃっても、良いですか?」


嫌だ。


ラグナ『やめろ…』
ハザマ「この雰囲気じゃ…止まりそうにありません」


イヤダ…。


ラグナ『ゃ…だ』
ハザマ「大丈夫ですって…痛くないようにシてあげますから」


助けて…!






ラグナ『で…ろ…ッ!』ハザマ「へっ?」




















ラグナ『出ろッ!デッドスパイク!』















ガブリと、何かがハザマの下半身にかじり付く。












ハザマ「ぎょえへーッ!!!」
















本日二回目。
DSさんの噛み付く攻撃を、尻に喰らってしまった大魔王様。DSは楽しそうにハザマをかじりながら遊んでいるようだ


ハザマ「あだだだッ!」
DSさん〈あむあむ♪〉



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