切ない恋シリーズ
□そろそろ気づいて
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「ジュンス〜!」
僕の部屋に急に入って来たのは、幼なじみの爽来。
「ジェジュン先輩からメールが来たの!」
そ、そんなことをわざわざ言いに来たの!?
「ふーん。てかどうやって入ったの?」
「オンニに入れてもらった。」
「ヌナは?」
「買い物行ったよ。」
僕がねっころがっているベッドの隙間に腰掛ける爽来。
「で、先輩からのメールの件だけど!」
「あぁ、うん。」
「デートに誘われちゃった///」
「…ふーん。」
内心ヒョンは学校でも有名なイケメンだから、爽来なんか相手にしないと思ってたから、正直動揺した。
そう、僕はこのジェジュン一筋の馬鹿な幼なじみが好き。
かれこれ10年以上片想いしてる。
「ジュンス、どう思う?」
「何が?」
「私にチャンスあるかな。」
「まぁ、あるんじゃない?」
僕にも、チャンスはありますか?
「フラれたら、僕が慰めてあげる。」
「馬鹿!」
ジェジュン先輩は、きっと君をフるだろう。
だって―…