6人の東方シリーズ
□ヒョン達の悩み
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僕たちの悩み、それは………
「チャミナ〜!」
「何ですか?」
同室になって、爽来とチャンミンの仲が(前からよかったけど)もっと良くなった。
ヒョン達やユチョンは、チャンミンを鋭い眼差しで見ている、
というより睨んでいる。
「ヌナ、携帯覗き込むのやめてっていつも言ってるじゃないですか。」
「だってチャンミンが誰と連絡取ってるのか知りたいんだもん。」
チャンミンにお得意の何万人ものファンをメロメロにしてきた甘え顔を向ける爽来。
「可愛い顔してもダメですよ。」
「誰とメールしてるの?」
近い、近い、近い!
「ミノですよ。次のオフに会うんです。」
「え、ミノくん?私も行きたい!」
何この展開!
「嫌ですよ。」
「お願い!じゃあミノくんに聞いてみてよ。ミノくんがダメって言ったら諦める。」
「…分かりました。」
カチカチカチ…
「送りますよ。」
「その前に見せて?」
「…はい。」
《うちの馬鹿ヌナが一緒に行きたいって。あ、断っても全然いいよ。》
「何、馬鹿ヌナって…?」
「…送ります。」
頼むから断ってくれ、と心の中で祈るヒョン達とユチョンと僕だった…。