捧げ文
□七夕の願いはだいたい現実に起きないことばかり書いてある
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銀「LHR始めっぞー」
そう言って、だらだら入ってきたのは銀八先生だ。
銀「今日は七夕についてだ。プリントを配るぞー」
新「先生、七夕はとっくに終わりました」
銀「空気読めよ。話進められないだろ」
銀八はグチグチ言いながらプリントを配り始める。新八は諦めたのか席に座っていた。
その後、銀八はだらだらと説明し出した。
銀「(略)……というわけで七夕には短冊に願い事を書く」
山「はい、先生」
手を上げたのは山崎だった。
山「俺は短冊に『もっと目立つように』って書いたのに、あまり変わりません」
銀「いや、お前は十分目立っただろ。『あんぱんキャラ』としてよ」
桂「はい、先生」
次は学校中で電波バカと噂されている桂だった。
桂「『高杉の全てをぶっ壊したい病が治りますように』って書いたけど、1週間前に夜兎工の番長と暴れてました」
銀「アイツはもう手遅れだ。諦めろ」
高「ぶっ壊されたいのはテメーららしいなァ……」
銀「土方、お前は何て書いた?」
ゴマかそうと土方に短冊の願い事を聞いた。しかし、答えた本人は……。
土「坂田氏、僕は『2次元キャラに会いたい』って書いたよ」
なぜかトッシーになっていた。
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