捧げ文

□七夕の願いはだいたい現実に起きないことばかり書いてある
1ページ/7ページ

銀「LHR始めっぞー」

そう言って、だらだら入ってきたのは銀八先生だ。

銀「今日は七夕についてだ。プリントを配るぞー」

新「先生、七夕はとっくに終わりました」

銀「空気読めよ。話進められないだろ」

銀八はグチグチ言いながらプリントを配り始める。新八は諦めたのか席に座っていた。

その後、銀八はだらだらと説明し出した。

銀「(略)……というわけで七夕には短冊に願い事を書く」

山「はい、先生」

手を上げたのは山崎だった。

山「俺は短冊に『もっと目立つように』って書いたのに、あまり変わりません」

銀「いや、お前は十分目立っただろ。『あんぱんキャラ』としてよ」

桂「はい、先生」

次は学校中で電波バカと噂されている桂だった。

桂「『高杉の全てをぶっ壊したい病が治りますように』って書いたけど、1週間前に夜兎工の番長と暴れてました」

銀「アイツはもう手遅れだ。諦めろ」

高「ぶっ壊されたいのはテメーららしいなァ……」

銀「土方、お前は何て書いた?」

ゴマかそうと土方に短冊の願い事を聞いた。しかし、答えた本人は……。

土「坂田氏、僕は『2次元キャラに会いたい』って書いたよ」

なぜかトッシーになっていた。




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ