頂き物
□月見酒
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肌をジリジリと焦がす灼熱の太陽も成りを潜め…変わりにもたらす心地良い風は秋の訪れを予感させた
日が短くなり辺りはすでに薄暗く外から聞こえる虫の音が耳に心地良い
空は澄み月は真ん丸の満月
俺としては満ち欠けた三日月が好みであるが真ん丸の月も悪くない
神神と輝く満月に盃を掲げる
不意に真上から自分のとは違う盃が現れ控えめに合わされた
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