捧げ物&頂き物
□Sweet Tea Time
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「おまたせ〜」
暫くして、手作りお菓子をたくさん乗せた皿を持った未月、アキ、鈴羅が奥から出て来た。
「うわぁ!!お菓子いっぱいだ!!」
「もう!龍亞!!・・・・・、でも本当 美味しそう」
たくさんのお菓子を見て 龍亞と龍可の目が輝く。
微笑ましいそんな光景に 未月達も笑みを浮かべた。
「今回はまたいっぱい作ったなー
何作ったんだ?」
「いろいろあるわよ
アップルパイとかレモンパイとかクッキーとかマドレーヌとかカップケーキとかパウンドケーキとかマカロンとかフォンダショコラとか」
「他にもたくさん作ったわよ
飲み物も紅茶とココアとカフェオレとコーヒーと・・・・・あとホットチョコレート」
飲み物だけでもかなりの種類だ。
鈴羅や未月はお菓子作りが得意なので どれも美味しそうに輝いている。
「未月のはガキの頃からよく食ってたけど 鈴羅さんのは初めてだよな」
「確かにそうだな・・・・・・・・・・それとアキのも初めてだが・・・・・」
「あ、あぁ・・・・・・・・・・」
そこまで言うと、遊星とクロウはアキの方をそろーーっと見た。
というのも、アキは先程から一言も喋っていないからだ。
「・・・・・、いつの間にやらハイドロゲドンを召喚してね・・・・・」
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」」」」
ようやく喋ったアキだが、その言葉の内容に遊星達は ぽかーーーーんとしてしまった。
「まだいいじゃない 未月だって最初の方はリバイバルスライムを召喚してたんだから
リバイバルスライムは破壊されないんだから厄介だったわね〜」
「鈴羅先生ッ!!///」
「あはは ごめんなさいって
でもいいじゃない 今ではこれだけ上手になったんだし
アキだって上手になるわよ!」
「鈴羅さん・・・・・っ」
「また今度一緒に作りましょ♪根気よく、ね♪」
「未月・・・・・・・・・・えぇ、そうね」
話はついたようで、未月達はテーブルの上に皿を置いた。
「よしっ完成♪」
「さっ始めましょうか♪」
カップにそれぞれの好みの飲み物を入れ、ティータイムが始まった。