世界を担う決闘者〜番外編〜
□悩み事・・・・・?
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「遊星ぇぇぇぇぇぇ!!!」
「うぉっ!!何か来た!!」
場所は変わり、ガレージ。
ダイナミックに扉を開け入って来た十代にその場にいたクロウはかなり驚いていた。
「ん?あれ?クロウだけか?」
一方 十代の方はきょとんとしている。
それなりの広さがあるガレージには、クロウの姿しかないのだ。
「十代、もっと普通に来れねぇのかよ・・・・・ッ」
「遊星が悪い(キリッ)」
「んなキメ顔で人を冤罪に追い込むなよ」
もう駄目だこいつ。
クロウはそう思った。
と その時。再び扉が開いた。
今度は至って静かに、だが。
「クロウ 帰ったぞ」
「おぉ 早かったな」
扉を開けたのは遊星だった。
どうやらD-ホイールの走行に行っていたらしい。
「にしても早くねぇか?
夕方くらいまで行くって言ってたろ?」
「そのつもりだったんだが・・・・・・・・・・スターダストがな・・・・・」
「スターダストがどうしたよ?」
「今帰らないと後々面倒な事になるぞって・・・・・・・・・・」
当たってる。
流石は精霊と言ったところだろうか。
あれだけ遊星の名前を叫びながら来たのだ。しかも満面の笑みで。
遊星にとっては面倒事なのだとクロウにも分かった。