世界を担う決闘者〜番外編〜

□妨害されれば誰だって
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実力者同士の白熱したデュエル。

十代の場にはE・HEROネオス。流矢の場には伏せカード一枚にドラグニティ ドゥクス。
ライフは十代が2500、流矢が2000。流矢のターンだ。

「トラップ発動 リビングデッドの呼び声!
蘇れ ドラグニティアームズ レヴァイン!」

ドラグニティアームズ レヴァイン
ATK2600

「ゲッ・・・・・・・・・・・・・・・」


「ドラグニティ ファランクスの効果発動
自分フィールド上に存在するドラグニティと名の付くモンスターに装備されている時 このカードを特殊召喚出来る」

ドラグニティ ファランクス
ATK500

「レベル4 ドラグニティ ドゥクスにレベル2 ドラグニティファランクスをチューニング」

「ちょっと・・・・・」

「天地を吹きすさぶ大いなる疾風よ
孤高なるその魂を我等に示せ

シンクロ召喚!!」

十代は呆然。遊星と未月は愕然だ。

「全てを切り裂け ドラグニティナイト-ゲイボルグ-!」

ドラグニティナイト-ゲイボルグ-
ATK2000

「ゲイボルグの効果発動
墓地の鳥獣族モンスター1体を除外し 除外したモンスターの攻撃力分 攻撃力を上げる
墓地よりドラグニティ レギオンを除外する」

ATK2000→3200

「レヴァインでネオスを攻撃」

LP2500→2400

「え・・・・・ちょ・・・・・っ」

冷や汗が十代の身体を伝う。
自分のライフは2400。
対して流矢のゲイボルグは・・・・・?

「ダイレクトアタック」

「Σちょっとぉぉぉーーーーー!?」

『悪いな 十代・・・・・本当に』

ゲイボルグの同情が篭った心からの謝罪が聞こえるのは恐らく気のせいだろう。

LP2400→0

「乙」

「・・・・・返す言葉もございません」

「さすが流矢兄さん・・・・」

「・・・・・お前等さ 知ってた?」

「知ってるも何も・・・・・・・・・・」

「俺達四人は全員 流矢兄さんに勝った事がありません」

「先に言おうな!?ソレ!!」

「・・・・・、言ってもやるでしょ?」

「・・・・・それは否定しねぇ」

「ま 何はともあれ後は頼みます」

「・・・・・・・・・・、え?」

「さ 十代
何して貰おうかなぁ〜?」

後ろから聞こえてくる声に 十代はギクッとした。


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