世界を担う決闘者

□3話 怒りの融合者
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「おいメフィス・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・なんだその心底嫌そうな顔は」

「本当に心底嫌なんですから仕方ないじゃないですか」

治安維持局のとある一室。メフィスと一人の青年が話していた。

「あぁ そうかい ま、いいや」

「で・・・・・何の用ですか?さっさと用件言って下さいよ」

「この愛想0野郎」

「何とでも
んで 何ですか?」

嫌味を平然と受け流し メフィスは坦々と話す

「あぁ・・・・・用件、な
メフィス お前 精霊守護者に会っただろ」

「えぇ 会いましたよ
それが何か?」

「何か?じゃねぇだろ・・・・・
能力を持つ者の存在を知った時の約束・・・・・忘れたか?」

「・・・・・覚えてますよ ハッキリと・・・・・」

「なら・・・・・何であんな事したんだっ!?
お前だって・・・・・分かってんだろ!?いくら能力を持ってたって 化け物なんかじゃねぇっ!!」

「分かってますよ・・・・・でも やはり僕は化け物ですから
僕は・・・・・もうあの頃には戻れませんよ流矢」

「メフィス・・・・・・・・・・」

最後にメフィスは青年の名を呼び 部屋から去って行った。

「・・・・・っあんの馬鹿野郎っ!!」

ガンッ!!

青年 流矢は壁を思いっ切り殴った。

「んで・・・・・っまた自分を化け物だなんて言うんだよ・・・・・っ!!能力を持つ者も俺もお前も化け物じゃねぇって・・・・・・・・・・っ!そう言ってたじゃねぇかよっ!!」

流矢は暫くその場から動かなかった・・・・・


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