日和学園
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私は閻魔先輩に引きずられて廊下をひたすら走った。
しばらくして閻魔先輩はピタリと足を止めた。
私は突然閻魔先輩が止まったので足のセーブが出来なくて閻魔先輩にぶつかった。
「あっ、先輩ごめんなさいっ…」
「ああ、いいよ。それより大丈夫?」
「あっ、はい…」
「…良かった…まあ、それより、ここが名無し子ちゃんのクラスだよ」
「あっ、ありがとうございます‼…それじゃあ…」
「あ、待って、」
「?」
「放課後、生徒会室に来てね?絶対に」
「え、あ、はい…」
なんか閻魔先輩変だな…急に真剣な目つきになって…
「じゃあね!また後で☆」
「はっ、はい!」