過去拍手文

□ある日のリビング
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「ある日のリビング」




ちえねね/まさみりまさ/きた+てる/えりあゆ




柚希×夢咲



柚「ねねー。服決まったー?」

夢「ちえさん、このピンクベージュとオフホワイト、どっちがいいと思います?」

柚「しろ」

夢「ですよね」

柚「いや、ピンクベージュも似合うな」

夢「もう、もっと迷っちゃうじゃないですか…」

柚「迷ったらええやん」

夢「チョコちゃんが早くしてよって瞳で見てます」

柚「ええのええの。せっかくの公園デートやし。あたしをトキメかせて」

夢「ふふ。では気合いを入れて、着替えてきますね」

柚「いってらっしゃーい。チョコ、しゃべも一緒なんやから、もうちょっと我慢してや」

〜5分後〜

夢「ちえさん!お待たせしましたっ。ちえさんが白シャツなので、オフホワイト」

柚「…うん、可やな」

夢「可…。その後に“愛”とか付かないですか?」

柚「……。さ、チョコ、しゃべ、行くで」

夢「………」(しゅーん)

柚「ねねー」

夢「はーい」

柚「せっかくお揃いの色なんやから、もっと傍においで」

夢「うふふふ。照れ屋さん」

柚「はいはい」






龍×明日海×龍



真「…メガネかけて台本持ったまま上級生の家で寝とるって、器用な子やな」

み「すー…」

真「…相変わらず、綺麗な子やなぁ」

み「…すー…」

真「起きんといてな」

(メガネを外して、キス)

み「……寝込みをおそうなんて」

真「たぬき寝入りしてたみりおが悪い」

み「してないですよ。あ、メガネ返してください」

真「ん?」

み「周囲が見えません」

真「………」

み「好都合とか思っちゃダメです」

真「え、なんで分かったん?あたしの顔見えてへんやろ?」

み「真咲さんの表情はメガネがなくても見えます」

真「それだけ付き合いが長いってことで喜んでええのか、あたしが単純って言われているのか」

み「あはは。まぁ、四六時中あなたのことを考えていればそうなります」

真「………」

み「そろそろ返してください。真咲さんの赤くなった頬をはっきり見たいですし」

真「…ぜ」

み「ぜ?」

真「ぜったい返してあげへんもん」

み「ふふ」







緒月+凰稀



凰「ねー、づっくん」

緒「ん?」

凰「耳かきして」

緒「綿棒もっといで」

凰「ん」

緒「準備いいね」

凰「ん。膝がいい」

緒「追加料金とるよ?」

凰「づっくんのくせに?」

緒「えー、なにー」

凰「凛音になら払ってもいい」

緒「ちょ、あたしの方がぐっちゃんに尽くしてあげてるのに」

凰「いつ?」

緒「真顔で聞かないで。ほら、おいで」

凰「ん」

緒「今、お嫁さん来たらどうなるかなー」

凰「泣くんじゃない?」

緒「……泣き顔も見たいって?」

凰「あぁ、それもいいかもね」

緒「罪なやつ」

凰「づっくんに言われたくないな」

緒「なんでよ」

凰「づっくんの何気ない一言で、恋に落ちた人たちのこと知ってるから」

緒「なんでその時に教えてくれないかねー」

凰「とられたくないもん」

緒「…じゃ、ま、許す」

凰「当然でしょ」







壮×愛加



あ「ただいまー」

一「おけーりー」

あ「……え?」

一「ねーちゃんはちえちゃんのとこだ」

あ「いえ、そっちではなくて、えりさんがいることに驚きを隠せないでいます」

一「みかんゼリー食べる?」

あ「いただきます。じゃなくてっ」

一「いいじゃん。心配しなくても、あゆっちの部屋はしっかり確認したぞ」

あ「ええええええ」

一「さ、食べよう」

あ「…そうですね。うん」

一「ん?」

あ「あわあわしてますけど、よく考えたら、えりさんがこのお部屋にいるなんて、なんだか嬉しいなぁって」

一「…じゃ、しばらくいてやる」

あ「ぜひ。晩ごはんも、食べて行ってください」

一「うん。…かわいいこと、言うんやな」

あ「え?」

一「なんでもあらへーん。そっちのみかんの方がおいしそう」

あ「ふふ。あーん」

一「そんなんできひんわ」

あ「かわいいですね」

一「けっ」

あ「ふふふ」






END
 

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