magnet
□episode1
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先「チームわけはおわったか？」
生「あと一人です」
生「だからダメツナはお前のチームにくれてやるって」
生「やだね！負けたくねーもん」
生「バレーはすごかったけど野球が超ヘタなのはわかってるからな」
ツ（は―――っ 結局体育って苦痛なんだよなぁ〜〜〜 獄寺君がダイナマイトの仕入れにいってて やっと平和な日々が訪れたと思ったのに…）
山「いーんじゃねーの？こっちに入れば」
『そうそう こっちおいでよ沢田くん』
生「「！」」
生「まじ言ってんの山本、有坂〜〜〜っ なにもわざわざあんな負け男」
山「ケチケチすんなよ オレがうたせなきゃいーんだろ？」
『そしてオレが点入れりゃいーんだろ？』
生「お前らがそう言うんなら まいっか」
ツ（はじめてだ… はじめて野球でジャンケン以外でチームに入れてもらえた しかも一年なのに もう野球部レギュラー クラスのみんなから信頼のあつい… 山本と……頭も良くて 運動も出来て いつもクラスの中心的な存在の… 有坂に……）
カキ―――ン
山「いや わりーねー」
男生「ちぇ お前は片手でうて!!」
男生「ナイス!!山本！」
男生「イエス！」
男生「さすが野球バカ！」
女生「たけしー！」
女生「ステキー！」
ツ（山本ってすごいよな オレもあんな風だったらな〜）
『さっすが武だな♪んじゃ今からオレも点入れるかな』
カキ―――ン
『やっふぅい！ホントに点入れちゃった』
男生「コノヤロー有坂！」
男生「っーかなんでお前と山本が一緒のチームなんだ!?」
男生「実力差考えろ！」
『ごめん ムリ オレと武は相思相愛なの♪』
ギュッ
男生「ふざけんなぁ！！！」
女生「きりやー！」
女生「かっこいー！」
ツ（有坂もすごいよなぁ オレもあんな風だったらな〜）
リ「山本 奴の運動能力と人望 そして有坂 奴の誰にでも分け隔てなく接することができる性格は ファミリーに必要だな」
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