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□『the beginning』@
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宏も車に乗り車を発進させた




宏「久しぶり、だよな?元気だった?」



夢「はい!元気でしたよ、ヒロさんは?」



宏「俺も元気だよ、しっかしいい天気だな今日」



夢「本当に、夏日だって天気予報で言ってました」




宏「よかった、ちょっと遠出しようと思うんだけど平気?車酔いとかしない?」



夢「大丈夫です!どこに行くんですか?」




宏「ついてからのお楽しみ」




夢「えぇ〜じゃあ楽しみにしてますね!」



















―――――――――――





それから高速に乗り、走ること小一時間。




車は燦々と緑溢れる山林を走っていた












宏「さてと…到着」



ついたのは山林の中にある駐車場





車を止め先に降りた宏を追って夢も車から降りる




夢「あの…ここは?」





トランクを開け何やら準備している宏に訪ねる





宏「ん?この先に河原があるんだ、そこでバーベキューでもしようかなって」




夢「バーベキュー!?」




宏「ごめん、嫌だった?」




夢「いえ!うわぁバーベキューなんていつぶりだろう楽しみ!あっ運ぶの手伝います!」




宏「ははっ、よかった。じゃあ、こっちは重いからそれ持ってくれる?」











2人で荷物を運び車から数分の所に穏やかに流れる川が見えてきた










宏「じゃあこの辺でいいか」



夢「はい!材料とか切ればいいですか?」




宏「じゃあ頼む、俺は火とかやるわ」









夢がクーラーボックスに入った野菜などを切り、その間に宏は簡易テーブルをセットしたり炭火をおこしたりしていた










宏「こっちはいつでも大丈夫だ、夢は?」



夢「はい!もう直ぐ出来ます」






宏「おっ、手際良いな!料理得意なんだ」




夢「いえ…得意って訳では、ただ切っただけですし…」




宏「いや上出来、さっ始めるか!」










肉や野菜を焼きはじめ今日は宏が車の為ソフトドリンクで乾杯した










夢「う〜美味しい!」



宏「美味いな、やっぱ空気が違うと美味く感じるのかな」



夢「そうかもしれませんね!でも本当美味しい」










自然と弾む会話

2人はとても楽しい時間を過ごした












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