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□『slowdaily』C
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数日後―
夢side
夢「休憩行ってきまーす」
忙しい時間が終わって休憩に入った
とくに、何をするわけでもなく椅子に腰掛けてポーッとしていた
ブーッブーッ―ブーッ―
静かな休憩室に携帯の着信を知らせる音
見るとなっていたのは自分の携帯だった
夢(誰だろう…)
普段あまり鳴ることのない携帯電話
ディスプレイには見慣れない番号
恐る恐る通話ボタンを押した
夢『はい?もしもし』
『あっ、もしもし、いきなりごめん』
夢『えっ?』
『ヒロです』
夢『ヒロさん?なんだ…ビックリしました…あれ?でも何で番号…』
宏『この前、雨で…携帯にかけた時ので』
夢『あっ、そういえばそうでしたね…どうしたんですか?』
宏『いや、今日清のとこ行こうと思ってるんだけど一緒にどうかなって』
突然の誘いに驚き返答に困った
宏『ごめん、都合悪い?』
夢『いえ、だ、大丈夫です』
宏『よかった、俺多分20時頃には行けると思うんだけど』
夢『あっ、はい、私もそれぐらいなら大丈夫です』
宏『じゃあ、後で』
ピッ―
電話を切り突然の誘いに戸惑いながらも何故か少し嬉しかった
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