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□『slowdaily』B
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宏side





あれから数日



俺は相変わらず忙しい日々を送っていた


明け方に仕事が終わる事もあれば深夜からの仕事もある

この仕事は不規則極まりない




そんな中でも、ふとした瞬間にあの日の事を思い出す





それは、帰り間際、清が酔いつぶれて寝てしまってからの2人の会話







――――――――――――


宏『そう言えば、この前もあの店で会った時も1人だったけど誰かと来たりしないの?』



夢『いつも1人ですよ、』




宏『そうなんだ、彼氏とかとはこないんだ』



夢『彼氏はいません、っと言うか…今は興味ないっていうか…』



宏『興味ない?』



夢『はい、1人の方が何かと楽ですし…彼氏がいたって幸せとは限らないだろうし…』



宏『幸せとは限らない?』



夢『えっ、いえ、なんとなくです!なんとなく…』













その時見せた夢の寂しそうな横顔が頭から離れずにいた









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