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□『slowdaily』③
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夢｢じゃあ、私そろそろ帰りますね｣
清｢あら、もうこんな時間！すっかり話に夢中になっちゃったわ｣
夢｢ははっ、楽しみですね旅行｣
清｢ええ！もう明日にでも行きたいくらいよっ！あっ…夢、｣
夢｢？｣
清の顔つきが急に真面目になる
清｢まだ、怖い？彼氏作るの｣
夢｢えっ…どうしたんですか？急に…｣
清｢いえね…そろそろ、夢も次のステップに踏み出してもいい頃かなって｣
夢｢………。｣
清｢やっぱりまだ昔の事がひっかかる？｣
夢｢正直、今は前よりは怖くないです…。今になって思えばなんであの時もっと早く誰かに相談しなかったのかなって…そしたら、それが間違った事だったってわかっただろうし…思い出すとやっぱりまだ辛いけど、今は前よりは前向きには考えられそうな気がしてます｣
清｢そう…それはよかったわ、｣
夢｢でも、今の所相手もいないですしね、まだ先の話かもしれませんけど｣
清｢ふふっ、案外気付いてないだけでもう居るのかもしれないわよ｣
夢｢またまた、清さんたら｣
清｢ふふっ、でも夢が前向きに考えられてるならそれでいいわ、でも無理はしないようにね！｣
夢｢はい、ありがとうございます、じゃあまた｣
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