Snow's Guardian―雪の守護者―

□New Member
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「ツナ」
「ん?」
「椎名って…何の守護者何だ?」
「そういえばそうだよね…」
「そうですね…十代目」
守護者…?
「何? それ」
「あ、えっとー…――」
「お前ら、ややこしくするんじゃねーぞ」
リボーンくんはそう言うと。
ツナくんの頭を蹴った。
「痛っ!! 何するんだよ、リボーン!!」
涙目になりながらもリボーンくんに訴えかける。
けど…
「鈴花、そのことは順を追って説明するぞ」
「あ、うんっ」
「って…」
軽くスルー。
「スルーかよっ」
「仕方ねーじゃねーか」
「なんかあるのか?」
リボーンくんの言葉に山本くんが疑問に思ったみたい。
「いや、なにもねーぞ」
「何なんだよ!」

クスリと笑った瞬間。
ファミリーのみんなの視線が私に集まる。
アレ…?
「私…なんかした…?」
「何もしてねーよ」
「獄寺の言うとおりだぜ♪ ただ…」
ただ…?
そして。
山本くんの言葉にツナくんが続いた。

「鈴花ちゃん…やっと笑ったから」



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