Snow's Guardian―雪の守護者―

□A Call
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――…そして、現在に至った。

私たちが通ってる並中。
昼間とは違い、夜は少し不気味だった。

正門から少し離れたところに人影が見える。
風紀委員長の雲雀先輩、
同じクラスの京子ちゃんのお兄さん・笹川先輩、
隣の中学・黒曜中の制服を着た女の子がいた。

「よし、ファミリー全員がそろったみたいだな」
リボーンくんの言葉に一同がうなずく。
けど。
「あの…」
「椎名が聞きてーことはわかってるぞ」
え…?
「今から順を追って説明すっから、よく聞いとくんだぞ」
そのあとに、「椎名にとっても、重要な事だからな」と付け足した。
ゴクリと唾を飲み込んで。
「わ、わかった…」
そう、答えた。


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