SHORT

□食の未来研究室
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暮「んじゃあまた始めんぞ」
留「数か月ぶりじゃないですか?」
未「うん、そのくらい空いたよね…、タキちゃんとリンくんは?」
暮「今回は4人でのシナリオだったからな、予定も合わなかったしこの4人にしたぜ」
翔「いいからはじめよーぜ!」
留「ショウ、結構このゲーム気に入ったんだ?」
暮「TRPGな」
翔「イスカほどじゃねーけど、いろいろ考えるとこがあんのは面白いよな」
伊「え、今まで君が何か推理して行動したことあったっけ?」
翔「目星はこいつが持ってるからー、とか考えるぜ」
伊「あぁ…班分け?」
翔「そう、それの時とかな」
留「……(それってこのゲームの基礎にすら当たらないとこじゃない?)」
伊「ショウにしたら進歩だなぁ」
暮「おいおら、はじめんぜ」
翔「おう」
留「はーい」


暮「今回の注意は、全員年齢を26歳にしてほしい。つまり社会人4年目だな」
翔「ほぉ」
暮「で、イスカ、確か医科大の院に行ってたよな?」
伊「?。うん」
暮「OK、今回の主役はお前だ、イスカ」
伊「…ふーん…
(わざわざ経験者を主役に当ててくるってことは…ロールプレイ重視なのか?ま、どのみち、課せられた役目はしっかりこなさないとね)
…ってことはややこしいシナリオ選んだんだ?」
暮「(なんか考えてんな、こいつ。出す情報もしっかり規制していかないと…こいつ張り切りそうで怖ェな)
あぁ、期待しとけよ」
伊「そっちこそ、ヘマしないで楽しませてよね」
暮「ははっ。んじゃあ個人の技能とその背景、あと持ち物教えてくれ。ここで挙がらなかった持ち物は幸運ロールになるからな」
留「はーい」
暮「じゃあまずイスカ」
伊「はいはい。前回とそんなに変わらないけど…院生時代に自衛隊へ行ってるから、もうショウとは知り合いでいいんだよね?」
暮「あぁ、医学の腕もかなりのもので構わねぇ」
伊「うん、じゃあ――

医学99、回避48、コンピューター41、信用45、生物学70、説得60、図書館55、英語51、目星35、薬学53、拳銃70。

回避と拳銃は、自衛隊勤務の時に少し鍛えたから。でも見込みはなくて回避は一般人より少しあるくらい。ほかは説明しなくても、大学で身に着けたものって思ってもらえると思うんだけど」

暮「ん――そうだな、特に問題ない。で、持ち物は?」
伊「スマホとその充電器、名刺、財布、あと白衣。で、救急医療セットと簡易オペセット、止血用の布数枚と50pレンチ、ベレッタM85F、大きめのピンセット」
暮「……あぁ?え、ちょっと多すぎじゃね?」
伊「院生なんてこんなものだよ」
暮「いや、ねぇだろ」
伊「オペセットとか持ち歩くでしょ。自衛隊行ってるんだよ?」
暮「どうだかな……。大きめのピンセットって何だ?」
伊「銃弾を傷口から抜き取る用。そのあとオペセットで縫合する」
暮「あ―――…、う―――ん……まぁ…いいか」
伊「ありがと(ガッツポーズ)」
翔「すげぇ持っていくな、お前」
伊「スマホと財布しか持っていかない人がそこにいるしね」
翔「うっせ、自衛官は身軽さが命なんだよ」
留「まぁいいじゃん、役割分担してて」
暮「んじゃあ次はミナ」
未「はーい。えぇっと…技能は

鍵明け51、芸術(アロマ)55、信用45、心理学85、精神分析71、説得75、図書館65、法律55、拳銃60

だよ。鍵明けは、職業柄、患者さんの様子見に家に行くことがあるから技能値高くしたの。あと拳銃は、イスカに護身用で持たされてて、練習してるからそこそこうまいってことでいい…?」
暮「…あぁ、拳銃に関してはいろいろ言いたいけどイスカならやりそうだから特別に許可する。持ち物は?」
未「スマホと財布、身分証、名刺、スマホ充電器、アロマ、スタンガン、拳銃」
暮「スタンガン!?」
未「?。うん、だって街中で銃声鳴らすより穏やかじゃない…?」
暮「……(困った顔)」
伊「あははは!まぁ確かに!いいじゃんスタンガン!!あははっ」
翔「おま、笑いすぎ…ww」
留「ショウだってwwこらえられてないよwwふひぃww」
未「えっ、えっ!?」
伊「本人が何も思ってないのがまた…あはははっいいね、好きだよミナ」
未「えっ、あ、ありがとう…?///」
暮「ったくもー、お前らは…。あー分かったよ、スタンガンOKだ」
未「やった♪」
伊「よしよし(ミナの頭なでる)」
暮「次、ショウ。お前は何も地雷ないの信じてんぞ」
翔「おう。技能は

応急手当60、機械修理40、聞き耳65、クトゥルフ神話50、天文学46、ナビゲート50、武道70、目星60

だ。自衛隊で銃とか戦車とか扱うから機械修理技能で、あと…天文学は夜の移動で必要だろ?クトゥルフ神話は、同僚とオカルト話するようになってからいろいろ調べた。自衛隊員だから機密事項も調べられると思うしな。結構詳しい設定で」
暮「…うん、神話技能は今回俺が許可したからOKだ。ほかにも特には無いな。持ち物はいつも通りスマホと財布でいいのか?」
翔「あぁ」
暮「サクサク終わったな、いい兆候だ。じゃあ次、フェルト」
留「はいはーい!待ってました!技能は、

言いくるめ85、隠れる50、聞き耳90、心理学50、図書館95、変装31、目星75

だよ。言いくるめはマネージャーさんから直々に教えてもらったの。隠れるのは、マネージャーさんから逃げるため☆職業柄、聞き耳とか心理学、変装スキルがついて、仕事関係の本を探したり読み漁ってるいうちに図書館と目星スキルがつきました!」
暮「OK。相変わらずわかりやすい思考回路してんな。持ち物は?」
留「えーと…スマホ、名刺、サングラス、帽子、防犯ブザー、催涙スプレーだよ」
暮「催涙スプレー…。まぁタレントだしな。いっか。OKだ」

伊「今回は、みんな知り合いでいいの?」
暮「そうだな、そっちの方が進めやすい」
翔「俺の知り合いはイスカとフェルトだけだけど」
未「私はショウくんもフェルちゃんも知らないかも」
伊「どうにかして関係持たせないとだね…、ショウはたまに僕の家に来るっていうのはどう?」
翔「自衛隊員って現場離れられないぜ?」
伊「あぁ…そっかぁ」
留「じゃあミナちゃんには、あたしがショウの自慢話しとくから!」
翔「おお、ナイスアイデア」
伊「実際の人物像とかけ離れてないといいけど…」
暮「で、ミナとフェルトの関係はどうすんだ?」
未「……(フェルトの顔を見る)」
留「(ミナの方を向く)」
翔「何見つめ合ってんだよ、お前ら」
留「どうしよう!病院通ったら精神患者になっちゃう!」
伊「なにかの習い事の友達とかは?」
留「!!いいね!そうする!ミナちゃん、何にしよっか?」
未「えっ、、、えーと…料理教室?」
留「よしそれで!」
翔「おまえ壊滅的に料理できねぇじゃん」
留「だ か ら 通ってるんでしょ!ショウのバカ!!」
翔「うるせーよぎゃーぎゃー騒ぐな」
留「誰のせいよっ」
暮「まぁいいとして、フェルトとイスカは?」
伊「……ミナに会うついでにフェルトに会ってる。ミナの家に行ったらフェルトがいて、そこでショウの近況伝えてる、とかでいいんじゃない?」
留「…うん、OK!」
暮「(フェルトのやつ絶対イスカの早口についていけてなかっただろ…まぁいいか)
分かった、じゃあそれで。纏めると、
イスカとショウ→自衛隊員と自衛隊の医者
ショウとフェルト→幼馴染で恋人同士
フェルトとミナ→料理教室で一緒になる
ミナとイスカ→高校から恋人同士

で問題ないか?」
伊「オッケー」
翔「あぁ」
留「大丈夫!」
未「(頷く)」



暮「よし、じゃあ描写始めるぞ」


  
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