SHORT
□リンの想い
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「リン、お前さぁ」
「あ?」
ショウは、俺の部屋で我がもの顔でくつろぎながら、爆弾発言をかましてくれた。
「タキのこと好きだろ」
「お前には関係ないだろっ!?」
言ってから気付いた。
俺、ショウの言ったことに肯定してるんじゃないか?
「やっぱりか」
「いいだろ別に!?
だいたい、お前人の恋路とか欠片も興味なさそうじゃんか!」
俺の言葉にショウは、はぁ!?と言うように目を見開く。
んなわけねぇだろ、と口を開いた。
「手前といいイスカといい、俺のことを人だと思ってないだろ!!」
なんだその、興味ないわけじゃないんだぞ発言は。
「…ショウ、もしかして、興味あるのか…?」
「年を考えたら普通だろ…?」