いろんな世界へGo!
□プロローグ
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『いや、なんでだよ』
『実験です。とりあえずやっていましょうよ?』
「え、僕、関係なくない?」
これは遡ること五分前、鈴音が暇つぶしにと開発したものが原因である。
『いいでしょう?トリップは一度成功しました。僕たちもやりましょう!!』
『新八は?関係ないだろう?』
『無いです。でも、ツッコミがいないと始まりませんので』
『あぁ、そうか!』
「なに、納得しちゃってんのォォォォオ!?」
咲月の質問を適当に答えながら、トリップの準備をする鈴音。
新八のツッコミは完全無視だった。
ツッコミで呼ばれたのに、これじゃあツッコミの意味が無い
『準備出来ましたよ!』
そこで咲月があることを思い付いた
『まて、私達がいない間書類とかはどうする?』
『大丈夫です。向こうと此方では時間の流れが違うので』
部下の情報によると、トリップ先の1〜3年は此方では1〜2時間程度らしい
『問題もないですし、さっ!行きましょう
!』
『はぁ…仕方ないか』
「やっぱり僕もですか…」
鈴音はわくわくしながら行き先を設定した。
咲月と新八も嫌そうに言っていたが、顔は楽しそうだった。
『Let's go!!』
この先に待っているのは喜劇か、はたまた悲劇か、それは誰も知らない…
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