番外編
□梅雨の日
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『ある梅雨の日(咲月ver)』
今にも雨が降ってきそうな空模様の中、咲月は土方と見回りに行っていた。
『なんか本当に雨、降ってきそうですね
最近こんな天気ばっかじゃないですか』
「しょうがねぇだろ。梅雨なんだからよ」
『日差しがキツくないのは、いいんですけど
こういう天気、好きじゃないんですよ』
咲月は憂鬱そうに言った。
「じゃあどんな天気が好きなんだよ」
土方は咲月に聞くと、咲月は少し考えてから
『そうですね……。いっそのこと雷とか鳴るくらいの
大雨とか………』
と言った。そのとき、
ピカッ、ドンガラゴッシャーン
雷が鳴った
「うっそぉー!このタイミングで普通鳴るかよ!
しかも、何あの音っ!!大げさすぎるだろ!」
『この感じだと、結構近いみたいですね。
あっ、雨も降ってきましたよ。』
咲月の言う通り大粒の雨が降ってきた。