銀色の夢
□壱話
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「侍の国」
僕らの国が
そう呼ばれていたのは
―――今は昔の話
かつて侍達が
肩で風を切り
歩いた街には
今は異人が
ふんぞり返り
歩く
『前原隊長……死ねや!!』
『初登場でそれぇぇぇ!?
しかも、前橋だから!!』
真選組の室内で少女が自分よりあきらかに年上の人に笑顔で
もう一度言おう
笑顔でバズーカを撃っていた。
年上の女性は、驚きながら
『ちょっ…このバズーカの弾
なんか追いかけて来るんですけど!?』
その時、女性は足下の石につまずいて転び
見事にバズーカに当たった
『ぐはっ!!』
『言うの遅れましたね。そのバズーカ、追尾型です』
少女はニッコリしながら女性に答えた
すると