03/27の日記

20:54
雅さま流告白!
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*篤さんが吸血鬼になってちょっと日が経ったくらいです。


じゅるり。
血を啜る音が闇の中に消えていく。

本島からさらってきたという人間は、雅の欲を満たすだけ満たした後、事切れる。
生きていくうえで仕方ないといえば仕方ないことだろうが。
篤は鬱蒼と雅をみる。
まだまだ吸血鬼になって日が浅いとはいえ、篤は未だに雅に逆らいながらも血を飲み生き長らえている。
もう後戻りは出来ない。
人間ではないのだと認めてしまえばいいものを。
そういうところもまた雅は好ましく思っている。

「さて…」

雅が話を切り出した。
篤はまだ雅に逆らっているため、牢獄の中で暮らしていた。しかし、今日はどうしてか雅の遊びなのかよくわからないけれど、座敷に呼ばれて座布団も出された。意外と礼儀正しすぎて気持ち悪い。

「今日、お前を呼び出したのは他でもない。そろそろ…」

ゆっくりと立ち上がり、篤の前に鎮座する。

「付き合え」

「はっ?!」

その付き合えというのはどういう意味か。
雅なだけに予測出来なく、疑問をつい口に出してしまった。

「なんだ。イヤなのか?」

良いもなにもないだろう。
むしろ俺はお前のことを心底嫌っているんだぞ。
いろいろ言いたいことが山のようにあるので、口から出ることはなかった。
一度口に出してしまったら止まらないと判断したためである。

「付き合うといえば一つしかないだろ。」

いや、そういうことでなくて。

「ということだ。同衾しろ」

「誰がそんなことするか。お前と付き合うくらいなら……………明と一緒に寝たほうがまだマシだ」


「ほぉ…明、というのか、お前のおとこは、」

「お前、人の名前覚える気ないだろ」


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明は篤の弟ですよっていうお話(笑)
雅さまは明覚えるとかいっておきながらも、名前忘れた人なので。

こんなサイトにコメントありがとう御座います。
全く更新してなくて本当に申し訳ないですが、どうしても私が書くと彼岸島?ってなるのでなんとかしたいなーって思って、、とか言い訳してみました。すみません。。
でも来てくださってる方さまも大変感謝してます。意外と来てくださってることに驚きです。
そういえばバレンタインネタ、ホワイトデーも終わってしまったーーーー!という今気付きました。今度更新する機会がございましたら、そこらへんのネタでもと思います。

では、以下よりお返事です!






























色んな雅篤小説が〜さまへ
ありがとう御座います!
楽しいといっていただけて、嬉しいです!
更新する機会は少なめですので、忘れたころに来て下さるのがちょうどいいと思います!本当にありがとう御座いました!!



本当に来てくださった皆さまもありがとう御座います!めっちゃ励みになってますよお(*_*)

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