Series『桜』

□簪
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「敬助さん、桜が満開ですよ。」

この隠里に二人が住みだして、初めての春が来た。

「えぇ、綺麗ですね。」

「こうして、二人で桜を見るのも久しぶりですね。」

「そうですね・・・」

葛木桜華の一言で、山南敬助は遠い昔を思い出していた・・・
 
 
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